人物
惑星ジュノーの最大国・コーラス王朝のコーラス23世の長女で、コーラス24世の姉。
パートナー・ファティマは風の4ファティマとして知られるシクローン。
搭乗MH(GTM)はエンゲージSR3レプリカ(ハイレオンSR3)。
幼少時に2代目黒騎士のロードス・ドラクーンに師事し、剣聖剣技『ブレイクダウン・タイフォーン』(超高速のステップで三体に分身して三体同時にソニック・ブレードを放ち、吹き荒れる衝撃波の竜巻の中で敵の懐に飛び込んで斬りかかる大技)を伝授されたコーラス王朝最強騎士の一人。
アルル・フォルテシモ・メロディ4世とマロリー・ハイアラキと共に『暴風三王女』として、魔導大戦にてその勇(悪)名を星団中に轟かせることになる。
星団暦2988年のコーラス・ハグーダ戦争にて初登場した時はまだまだ幼く可憐なお姫様だった。
しかし、ハグーダ戦で父・コーラス23世が戦死して以降、これを切っ掛けに完全にグレてしまい、中学生の頃まで寝ションベンを垂れ、まだ未成年にもかかわらず公の場で平然とタバコをふかし、王族にあるまじき暴言を吐きまくり、政治に必要な法律用語はおろか漢字や四字熟語すら満足に読めないというボンクラヤンキー王女と化してしまった。
一方、ハグーダを操っていた黒幕であり、父の仇にあたるフィルモア帝国に対する敵愾心は誰よりも強く、父を想って涙する情の厚さから、国民からの支持は極めて高い。
一応、王女らしい上品な立ち居振る舞いも可能だが、長続きはしない(できない)。
アイシャ・コーダンテについてはマロリーの縁もあり、その破天荒な生き様に対して敬意を抱いている模様。
ちなみに母親であるエルメラ王妃は今でこそ楚々とした貞淑な女性だが、コーラス23世と出会う前の高校時代は鉄板入りの鞄と便所サンダルを身に着け、酒とタバコを嗜むバリバリの昭和スケバン不良少女であったという(つまり、セイレイのヤンキー気質は母親譲り)。マジかよ。
作中の動向
星団暦3030年に勃発した魔導大戦にて、父の初期型ジュノーンを模したエンゲージSR3レプリカ(ジェイド・テンプル)を駆り、国宝であるエンゲージ・オクターバーSR1を持ち出したアルルを国賊として逮捕することを口実にトリオ騎士団を率いて参戦する。
ようやくアルルを追い詰めることに成功するが、星団中に中継されているにもかかわらず、交戦中にアルルと低レベルの口喧嘩をして星団中の人々を呆れさせ、母・エルメラ王妃を悶絶させた。
しかし、この口論がコーラスの国是に反する魔導大戦への介入に国民的合意を与え、またコーラスに外交上のフリーハンドを与えるなど、結果的にはいい方向に転がっている。
魔導大戦終盤には暴風三王女揃い踏みでハスハ解放戦に参加することになるという。