「眠って・・・一緒に眠って・・・」
「もっと歌って、私の子守唄・・・」
CV. 前田愛
人物
『霧の都ロンドンステージ』に出てきたエネミー。
自身の眠りを邪魔する人間には怪音波で攻撃する。
21話ではクラーケンと共に『四羽の雲雀』を狙っており、その内のジョイス・オハラとノーマ・ソッツィの2人を誘拐し、テムズ川に引き摺り込もうとしていた(同じオペラ歌手のサンドラ・ブルガーとジェニファー・フォレは誘拐される前に逃走者達によって保護された)。
ウォークライを発動させた兎桜マリンによってノーマは奪われるが、近くにいた西洞院ルナとジョイスを殻の中に閉じ込めたクラーケンと共にテムズ川に消えていった(ジョイスは一度マリンによって解放されたが、再びクラーケンに捕まってしまった)。
続く22話ではクラーケンと共に下水道を逃げ回っており、殻の中に閉じ込められた2人の呻き声に恍惚の笑みを浮かべていた。トムラ颯也達から攻撃を受けテムズ川に一時撤退し怪音波で颯也達を苦しませたが、自身のウォークライを発動させたカイ・ブルームの攻撃とジョン・ドゥーの作戦(セイラ・ピーボディがビッグベンに登り、鐘を鳴らしてその音で怪音波を打ち消す)により、怪物達に捕らえられていた2人は解放される(ルナの殻はミカ・ルルーシュがウォークライの力で壊しており、ジョイスの殻はクラーケンの消滅と共に消えていた)。
自分勝手な理由でオペラ歌手達を誘拐した事に激昂したマリンによってクラーケン諸共撃破され、最終的には元の人間に戻りロンドン警察に逮捕される。
正体(ネタバレ注意!)
実はセイレーンとクラーケンは別々ではなく、一心同体の存在(クラーケンはセイレーンが自分自身を守る為に作り出した幻)である。その為、颯也達が何度クラーケンを攻撃してもすぐに再生していた。
しかし、ルナが殻の中で怪物達の真実を暴き、形勢逆転したブルームの鉄拳制裁を喰らったことで正体(下半身がクラーケンになっている)を現した。
倒す方法はセイレーン自身を撃ち抜くことである。
余談
セイレーンを演じた前田愛氏は後の「怪しき都パリステージ」でファントムバタフライの役も担当している。