アニメ『アイドルマスターXENOGLOSSIA』に登場するキャラクター。
ゲーム『アイドルマスター』と区別する為にこちらに記載する。
概要
モンデンキントジャパンの現エースパイロットで、物語開始時点での「ネーブラ」の正マスター
プロフィール
人物
何事にも流されないクールな性格で、一人称は「僕」。生まれた時からアイドルマスターとして訓練を受けていて、操縦技術はかなりのもの。ただし、「iDOLに心はない」と考えていて、隕石迎撃においては、任務遂行を何よりも優先しており、そのために無茶な操縦をすることも厭わないため、「iDOLには心がある」と考えている伊織とはしばしば対立している。また、春香達にも友好的でなく、大抵一人で行動している。
なお、カニが好きなようで、露天風呂に現れたカニを見て(周囲を気にしつつ)にやけていた。また、座右の銘をスベスベマンジュウガニと言っている。愛用の目覚まし時計やクッションやカップもカニのデザインである。その他、19話の次回予告にて蟹の説明をしていた。
経歴(ネタバレ注意)
クールを装ってはいるがそれは自らの弱さやトラウマを隠すためであり、実際はかなりの激情家であり、後先考えず行動する傾向がある。iDOLに心はないとは言っているが実のところ認めたくないだけで、亜美には(ハーモナイズの実験も含めて)それを見透かされていた。
また、あずさのことは姉のように慕っているが、同時にあずさに褒められたいという願望が強く、「自分を見ていないのではないか」という恐怖に近い疑念を抱いていた。
その結果、上述の通り亜美に本心を見透かされてしまったことに反発し、ネーブラの正マスターに伊織が選ばれた際にアイドルと伊織を試すかのように、あずさのパスワードを使い本社にアクセスしデータを改ざんする。だが、結果として伊織はミッションに失敗し「アイドルの心」を証明することが出来なかった。(なお、状況から考えて真はネーブラが伊織を助けることを期待していたと思われる)
正マスターには復帰したもののそれを引きずるかのようにネーブラとの同調率が低下し、アイスランドでリファのエピメテウスに敗北、さらに無理を押して向かったヒエムス回収時にもマグマの中でエピメテウスの襲撃に遭い完全その際にネーブラをコントロール出来なくなってしまった。
帰還後にあずさに自分の本音をぶつけて和解し、春香の助言で「あずさが本当はちゃんと自分を見ていてくれた」と確信、自信を回復するも、その矢先にあずさからアイドルマスターの資格剥奪を通告されてしまい、さらにその際にあずさがフォローを何一つしなかったため、これを裏切りと考えモンデンキントから離反してトゥリアビータに寝返った。(恐らくだが、これは雪歩が手引きをしたと思われる)
以降はヒエムスのマスターとしてモンデンキントと敵対、またトゥリアビータに移って破壊活動をしている理由を伊織に問われた際に「あの人(=あずさ)に後悔させるんだ。ボクを裏切ったことを、ボクを見捨てたことを!!」と返している。だが一方で複雑な感情を抱いていたようで、あずさがトゥリアビータ本部に侵入した際に咄嗟に雪歩に撃たれそうになっていたとこを助けた。この際ににあずさと完全に和解、自分の道を歩むように諭されてペンダントを託された。(なお、あずさとはこれが今生の別れとなってしまった)そして、その道がどこへ向かうかを確かめるために、ヒエムスと共にトゥリアビータを離脱。そのままモンデンキントに復帰した。
その他
本作で声を演じた喜多村英梨さんは魔法少女まどか☆マギカで美樹さやかの声を担当しているが、イメージの兼ね合いからか本家の真にさやかの服を着せたイラストがいくつか投稿されている。
かわいそうなことにゼノマス初参戦となったスパクロで主人公である春香やライバルの伊織、トゥリアビータ時代の同僚となる千早がプレイアブル化したにもかかわらず、双海姉妹を除くアイドルマスターの中では真だけ影も形もない不遇な扱いを受けてしまった。(シナリオNPCで雪歩は出ていた)
関連イラスト
関連タグ
アイドルマスターXENOGLOSSIA 菊地真 あずまこ(XENOGLOSSIA) でこまこ
サリア:制作元が同じ別作品にて同じ声のキャラクターで劇中の行動がほぼそっくりである。(エリートだったり、13話で裏切ったりetc)