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ゼルダ姫(風のタクト)

ぜるだのでんせつ

ゲーム『ゼルダの伝説 風のタクト』の登場キャラクターであり、とある人物のもう一つの姿である。
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※これより先、『ゼルダの伝説 風のタクト』の物語の核心に迫る重大なネタバレが記載されている為閲覧注意!







































概要編集

CV:橘ひかり

ゼルダ テトラ! 2

ゲーム『風のタクト』に登場するゼルダ姫であり、同作品に登場する海賊のお頭「テトラ」の正体である。

彼女は時系列上過去にあたる『時のオカリナ』に登場した大人時代のゼルダ姫エンディングでリンクと別れた歴史)の子孫であり、知恵のトライフォースを受け継いでいる。

とはいっても、テトラ自身はそのことはハイラル王に知らされるまで知らずに育ってきた為、他シリーズのゼルダ姫とは違い姫らしさは感じさせない。ハイラル王国も数百年前に滅んでおり、あくまでも「ゼルダ姫としての素養を持っている海賊テトラ」である。海賊のお守りは、ハイラルの王家に伝わるゴシップストーンの欠片を加工した遺産であった。


ガノンドロフはトライフォースを持つゼルダ姫をジークロックに捜させていた為、物語冒頭でテトラを捕まえた時は実は大当たりだった。

ただ子分達が有能だったせいで補足され逃げ切れず、プロロ島上空で砲弾を当てられて彼女を落としてしまい確保に失敗。ここで後に風の勇者となる現地人リンクが介入、さらに彼の妹アリルを拐ってしまうという悪手を重ねた事で結果的にリンクが少女誘拐事件の解決に乗り出して魔獣島に突入し…と、計画は大幅に狂っていくこととなる。



活躍編集

運命

魔獣島でのガノンドロフとの戦闘の折、知恵のトライフォースと力のトライフォースが共鳴したことで素性がガノンドロフにバレてしまい、彼から狙われるようになってしまう。自身がゼルダ姫と知ってしばらくは、目まぐるしく変わった状況を整理できず、いつもの勝ち気な性格は鳴りを潜めることになった(テトラでなくとも見知らぬオッサン達意味不明な大昔の単語を並べながら世界や神がどうだの言いつつ捲し立て絡んでくる状況を理解し適応できる少女はそういないだろう)。


紆余曲折の末に知恵のトライフォースもガノンドロフに奪われてしまうものの、最終決戦時はいつもの勝ち気な姉御肌な性格を取り戻しガノンドロフと対峙。

「ハイラルを完全に消滅させ、代わりにリンクとゼルダ達子孫の未来に希望を与えよ」とトライフォースに願ったハイラル王の決断を大笑いし、「バカげている」と吐き捨てたガノンドロフに「笑うんじゃないよ!いまいましいオヤジだね!」とゼルダの姿で啖呵を切り、リンクに対しては弱気になっていた自分を詫びながら彼の手を離れていたマスターソードを手渡した。

そして冒頭の台詞を発し、自分達の世界に戻る為にガノンドロフに挑む。戦闘中は光の矢で援護しつつリンクと連携して戦うというもの。最後の攻撃は彼女が考案した「矢を盾で跳ね返して命中させ、その隙に必殺の一撃を叩き込む」というトリックプレイによってもたらされており、決着に関しても大きな貢献をしている。

ちなみにガノンドロフが大笑いしたのは遂に欲しかったハイラル手に入れる事が出来なかった自分を自嘲した意味が強く、全てを失いもはや笑う事しか出来なくなっていたという形である。

そんなガノンドロフに「笑うな」と言った挙げ句、あれほど望んでいたハイラルを「こんなトコ」扱いし、神に滅ぼされたものと認識していた過酷な大海原の世界へ帰還し未来を紡いでいこうとする自分と何もかも正反対な彼女達の姿は、彼に「この世界の未来と希望が自分のトライフォースの願い(=ハイラルの風)の代わりに値するか」を試させ、そして疲れ切った時代遅れの己に引導を渡してくれる者として選ぶに充分だったと言える。


決着後に先祖にあたるハイラル王から、自分達旧世代が海ばかりの世界しか残せなかった事を申し訳なく思われ、加えて復活の可能性が残されていたハイラルを完全に消滅させた事についても悔やみ謝罪されているが、生まれた時から海の世界で育ってきたテトラ達は今の世界になんら不満を持っておらず、ハイラル在りし頃の世界がどれだけ豊かだろうが関係も関心もなかった為、リンク共々怒る事はなかった(そもそも世界を救う手引きをしてくれた恩人が決着後に突如謝罪をし始め、自分たちは何を謝られているのかよく分かってないフシすらある)。

そんなテトラが最後にハイラル王にかけた「ハイラルになる大地を探せばいい」という(微妙にポイントのズレた)ある意味海賊らしい言葉は、大人から与えられたものが無くても子供達は自分の力で手に入れて今を生きていく強さを持っている証左として彼の心に響き、彼が悩み抜いて下したであろう判断が決して間違っていなかったと証明する事となった。


結果的に彼女が海で生まれ育って得た価値観は二人の旧世代の人間の認識を大きく変えており、次代を継ぐにふさわしい人物であったと言えるだろう。



その後の同時系列の作品への影響編集

夢幻の砂時計』では上記した経緯からテトラがゼルダ姫という正体は判明しているものの、手下の海賊たちが「ゼルダ姫」と呼ぶのを嫌い、変わらず接するよう求めている。


時系列的にそこからおよそ100年後にあたる『大地の汽笛』では話の中にのみ登場。リンクとともに新天地に流れ着いた彼女達はそこに「新生ハイラル王国」を築いたという。

「新生ハイラル王国」の紋章は過去のハイラル王国と違いトライフォースは描かれておらず、新天地に遥か昔から祭られていた光の神の紋章、海賊だったテトラに由来するカトラス、そしてテトラたちが旅立つきっかけとなった赤獅子の王が描かれている。


スピンオフにあたる『ゼルダ無双』ではゼルダ姫が城に残ったままなので出会うことはなく、またテトラの正体に関しても触れられない。ただし一部の強攻撃がゼルダ姫と非常に似通っている。

なお、同作では『大地の汽笛』に登場したテトラの子孫に当たるゼルダ姫(=トゥーンゼルダ)についても登場するが、オリジナルキャストの大前茜氏が既に引退しているため橘氏が兼任している(前例として、『4つの剣』・『ふしぎのぼうし』などのゼルダ姫としての担当経験もあり)。



関連イラスト編集

ゼルダ詰め13



関連タグ編集

ゼルダの伝説 風のタクト

ゼルダ姫 トゥーンゼルダ

テトラ(ゼルダの伝説)

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