その他の用法
ソニックシリーズを題材としたアニメ、およびそれに基づいた家庭用ゲームの海外名→ソニックトゥーン
ストーリー
198X年、狂信的思想に憑りつかれたテロ組織「ネオ・ナチ」が世界各地で一斉に蜂起し、東西両陣営の重要拠点を掌握する。更に勢力を拡大させ人々の自由を奪ったネオ・ナチに対して、地下へ潜伏し反撃のチャンスを窺っていた組織「フリーダム」はただ1機の最新鋭戦闘機「ソニックブーム」を開発するのだった。
概要
「ソニックブーム」は、セガが1987年に販売した業務用シューティングゲーム。全6ステージ(それ以降はループ)。
セガが開発した業務用ゲームとしては大変珍しい縦スクロールシューティングゲームで(他にはスクランブルスピリッツがあるのみで、それ以外はセガ以外のメーカーが開発)、内容は至ってシンプル。
当時のシューティングゲーム事情を鑑みても特筆すべき点は無く、この手の技術の蓄積が無いためか他社シューティングの要素の模倣が随所に見られることもあり、良くも悪くも「普通」のシューティングである。
ただ、逆に言えば非常にとっつき易い内容で、またゲームセンターへの出回りも非常に良かった。
操作は8方向レバーに、攻撃ボタンとスーパーショットボタン。赤い敵編隊を全滅させると出現する赤いパラシュートを取るとオプション機が付く(最大4機)。黄色い敵編隊を全滅させて出る黄色いパラシュートはスーパーショットを補充させる。
取得しているオプションの数でスーパーショットが変化し、0機の場合は13方向へショットを発射し一個に集結して敵に激突する「ミート・ボール・キャノン」、1~2機の場合は13方向へ棒状のファイヤースティックを発射し一個に集結して攻撃する「バグ・キャノン」、3~4機の場合は画面いっぱいに上下へビーム波を発射する「ソニック・ブーム・ウェイブ」となる。
セガ開発のゲームでありながら日本では、2020年にアストロシティミニに収録されるまで家庭用ゲーム機への移植は一切なかった。
但し、海外ではAtariST、コモドール64、ZXスペクトラム、アムストラッドCPC、Amigaなどのパソコンに移植されている。