概要
漫画『Dr.スランプ』に登場するキャラクター。則巻千兵衛の発明品「タイムスリッパー」のコントローラ及びエンジンで、自身もロボットとして自分の意志で活動できる。
性格は割合、常識的でアラレやガッちゃんに振り回されることも多い。タイムマシンとしてのプライドがあり、そこを刺激されると感情的になることもある。タイムスリッパー使用回以外でも度々登場しており、準レギュラー。
前面はシンプルな置き時計のような姿で、背面に時間指定用のダイヤルなどの操作盤がある。頭の上のノブは、その時点から「未来に行くのか過去に行くのか」を設定するスイッチである。
エネルギー源は、原作では明かされていない。一応、単三電池を食べる描写がある。
時計つながりで、則巻家の目覚まし時計(タイムくんと同じくらいの大きさの、デジタル表示の時計。両手にドラムを持ちベルを鳴らす。ロボットなのか擬人化キャラなのかは不明)とは友人同士。目覚ましのベルを鳴らしても起きないアラレを嘆き、更には一緒に惰眠を貪るタイムくんに対し、「同じ時計として、寝坊するのはどうか」と言っている。
タイムスリッパー
則巻千兵衛の開発したタイムマシン。所謂「魔法のじゅうたん型タイムマシン」。
本体であるタイムくんと、搭乗部兼発動装置であるツンツル板で構成されており、接続ケーブルで接続して、ツンツル板の上でタイムくんが 「ターイム・スリーップ!!」 と唱えながらダッシュして滑ってコケることで発動する。
ツンツル板は別の物体でも代用可能で、生身の人間でもOK(対象の人物が感電したりすることもない)。このことから時間移動機構はタイムくん本体で完結していると思われる。
タイムくんが間違えて 「ターイム・ストーップ」 と言ってしまった時には、タイムくん以外の時間が停止してしまった。
原作では、キャラメルマン7号にアラレとオボッチャマンが破壊されてしまった際、「3日後」「3日前」と、少なくとも「日付単位」で移動しているのだが、何故かその後になって「年単位」でしか移動できないと設定されてしまったりしている。
近年『ドラゴンボール超』などでDr.スランプと『ドラゴンボール』の世界がつながっていることが半ば公式化しつつあるが、もしタイムスリッパーの存在がもう少し広範囲に知られていれば……