タチアナ・ラザイエフ
たちあならざいえふ
ロマンシングサガ3で仲間になるキャラクターのひとり。肩書きは放浪娘。14歳。
ピドナやミュルスなどの街の中をウロウロしている。主人公を見つけると追いかけてきて、接触すると強引に仲間に加わってしまう(パーティに空きがあった場合のみ。また、ミカエルが主人公のときは彼女を憐れむため仲間にならない)。
仲間になるときは本名を名乗ることはなく、8つの偽名(いずれもスイーツを元にしている)の中からランダムでひとつを名乗る。
実はリブロフの大商人であるラザイエフ家の末娘で、リブロフの町では家出中と噂されている。
作中ではこの名前では一切登場しない(匂わせるイベントや会話はそこかしこにある)。
一人になるのが嫌なのか、酒場では外せないのだが、リブロフには近づきたくないようで、リブロフに入ろうとすると「この町キライ」と言ってパーティーから外れてしまう。
出没する町
ピドナ、ミュルス、ツヴァイク、ファルス、ヤーマスで仲間にできる。
すべて港町で、出身地のリブロフも船でのみ行ける町。船で移動しているだけで町の外には出ていないと考えることもできる。この点は少年とは対照的。
HP | LP | 腕力 | 器用さ | 素早さ | |
---|---|---|---|---|---|
65 | 10 | 18 | 16 | 15 | |
体力 | 魔力 | 意志力 | 魅力 | 初期術 | 閃きタイプ |
19 | 17 | 13 | 20 | なし | 5or1(小剣or剣中心) |
まだ14歳の女の子にしてはそこそこの能力値。
初期HPこそ低いものの、そこそこの腕力に加え、体力、魅力が高め。
だが重要な能力はいずれも突出して高い訳ではないため、他の強力な味方と比べると見劣りする。
固定装備としてクマをかたどった「クマちゃん」バッグも問題で、防御力が低く、耐性がある冷気攻撃に対しても「わずかにマシ」程度の差しか無く、固有能力等も無いためこれで防具枠が一つ潰れているのが痛い。
閃きタイプが特殊で、初回加入時や2回目以降のセーブ・ロード後は小剣技中心の閃きタイプだが、
2回目以降の加入してセーブ・ロードする前のみ剣中心の閃きタイプに変化する。
器用さよりも腕力が高いため使うなら剣の方が良い。
幸い小剣タイプであっても必要な剣技の閃き適性は揃っている。ただし剣の成長補正だけ「0」なので注意。
後半になるほど固定装備の「クマちゃん」の性能の低さゆえに相対的に弱くなってしまうため、ラストバトルまで連れていきたいなら愛が必要なキャラクター。
ちなみに加入時の名前によって天術(太陽術・月術)の成長補正が変わるという珍しい個性を持っており、特に「キャンディー」の名前だと月術の成長補正が「4」とかなり高くなる。魔力は高くも低くもないが、術使いにするのなら覚えていても良いかもしれない。
『練磨の書』によれば、SFC版では実家に戻るイベントも予定されていたが没になったとのこと。
そのせいか仲間になるキャラクターのうち唯一エンディングに登場しない。
内部データには「タチアナ」の名前のデータもあり、とあるバグ技を使えば彼女の名前を「タチアナ」にすることも可能。
クリスマス限定イベントにて初登場。武器は棍棒。
Aスタイルという低レアリティながら腕力が非常に上がりやすいクセのあるキャラで、スタイル補正を加えると100を突破するという超剛腕の持ち主。
標準衣装としては、☆3・武器は小剣。主に敵を毒状態にするオリジナル技「毒蜂」を得意とする。
旧作インサガではパーティのノリで銃を武器にしてきたことのある彼女だが、本作の世界観では銃器類の取り扱いは基本的に文明に合わない世界の者には許可されていないため、所持していない。
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