概要
ディバイン・クルセイダーズで開発されたマンマシンインターフェース。短縮表記は「DMLシステム」。
ヴァルシオーネに試験的に導入されたマンマシンインターフェースで、球状のコクピット内にあるセンサーでパイロットの動きをリアルタイムでスキャンすることでそのまま機体に反映させることができ、機体駆動システムであるABMDシステム(人工骨格筋肉制御システム)と併用して柔軟かつ人間らしい動作が可能になったことで格闘戦用人型機動兵器に最適な操作性を発揮できるようになる。システムの都合上パイロットはコクピット内のアームで保持されたまま直立している。
パイロットの動作がそのまま機体の動作になるため、使いこなすには高い身体能力が必要になるほか、機体のダメージがパイロットに伝わってしまうリスクもあり、人間の複雑な動きや予想外の動きをリアルタイムで機体に反映させることが困難であり、誤動作してしまう問題も抱えている。
ヴァルシオーネに搭載されたタイプは専用のパイロットスーツを着用しないと使用できないが、技術の進歩に伴って改良が進み、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンに搭載されたタイプでは通常の服装でも使用が可能になっている。
ダイゼンガーには参式斬艦刀の使用に必要なHSコントローラとビアン・ゾルダークが開発したオペレーティングシステム「JINKI-1」が搭載されており、剣撃を遺憾なく発揮できるようになっている。
アウセンザイターにはプフェールト・モードへ変形する都合で搭載されていないが、雷鳳と大雷鳳には搭載されており、プラズマ・コンバータと併用することでトウマ・カノウの空手を活かせるようになっている。
似たシステムとして向こう側の世界(平行世界)で開発されたダイレクト・アクション・リンク・システムが存在するが、ダイレクト・フィードバック・システムと併用することで高い機体追従性を発揮できる。