プロフィール
概要
『GAMERA-Rebirth-』における人間側の主人公の一人。
在日米軍司令官の父と日本人の母という両親を持ついわゆるハーフ。インターナショナルスクールのアメフトクラブに所属しており、チームのエースを務める。軍人の父親を持つことと、アメフト少年であるためか、この年齢にしては異様にガタイがある。
しかし、軍の高官の息子でありながら素行は決して褒められたものではなく、質のよくない仲間とつるんで他人の所持金を巻き上げるなどの不良まがいの行動も見られる。しかし、この背景には父親への葛藤があり・・・。
「ジョー」こと松田了とは、共に喧嘩っ早いために衝突を繰り返すことになる。松田了は喧嘩の強さで周囲から一目置かれているとされるが、ダグラスの場合は「悪名」が知れ渡っているとされる。
なお、「ジュンイチ」こと市原純とは、共にミリタリーに詳しいという意外な共通点がある。
余談
- 昭和シリーズを意識した外国人の少年だが、過去の登場人物では、実はあまり似た様な立ち位置のキャラクターは存在しない(昭和シリーズは、予算の都合や観客層に配慮したのか、軍事関係の登場人物自体が少なく、子供達が際立って喧嘩するシーンがない)。
- レイモンド将軍のCVの中井和哉氏は、『小さき勇者たち』のマスコットストーリーであった『がんばれ!!ガメ太郎』におけるガメ太郎や、瀬下監督作品のアニゴジでもハルエル・ドルドのCVを担当していた。
- 本作によって、ガメラだけでなく『ドラえもん』の国際的な知名度も間接的に上がっている。『ドラえもん』は、アジアなどではそこそこの知名度があるものの、欧米圏ではあまり知られてこなかったが、ブロディとジャイアンの類似性が指摘されたことで『ドラえもん』の知名度も底上げされるという現象が起きている。
- 木村氏は、少し前の特撮作品の仮面ライダーリバイスでは、バイスの声を担当していたが、ガメラシリーズの特撮作品は初参加である。なお、『ドラえもん』の作中でもガメラと仮面ライダーの両方に関係性がある「かめライダー」のネタが存在し、木村氏も関与している。
関連タグ
剛田武(ジャイアン):中の人繋がりだけでなく、キャラクター性にも類似点がある。
ハリー・オズボーン:名前繋がりだけでなく、軍事産業の関係者の息子であり父親との関係に葛藤がある点も類似している。物語の立ち位置的には逆だが。