「杉本哲也にもう一度、バシラスX0と同種の細菌を培養させて御覧にいれます」
CV:大矢兼臣
概要
第9話に登場。
リザードマンのような外見のダブルマンで、「秘術人形操り」という使うと自身を対象の人形に憑依させることができる技を持つ。武器は他のダブルマンと同じく剣と盾だが、盾には鏡がはめ込まれていてこれでギャバンの「シルバービーム」も跳ね返した。
ベム怪獣の助けを一切借りずに作戦を遂行した唯一のダブルマンでもある。
活躍
一週間だけ猛然と繫殖し、その後一気に死に絶える細菌「バシラスX0」を使って爆弾を製造するため、7年前に行われたこれに関する実験に関する資料を関東第一細菌研究所に侵入して盗み出すが、そこへ駆けつけたギャバンと交戦。撃たれたシルバービームを盾で跳ね返しその隙に逃走した。
ドン・ホラーの元へ帰還するとハンターキラーと共にバシラスX0の発見者、杉本哲也を見つけ出したことを伝え、彼にもう一度バシラスX0と同種の細菌を培養させることを宣言し、ダブルガールと共に彼の元を訪れ、手付金として1億円を用意しバシラスX0をこちらに売るよう要求した。
しかし、杉本がこれを拒んだため、その夜、彼の娘、奈々恵の部屋に忍び込み「秘術人形操り」を使い彼女の枕元にあったドレス人形に憑依し、「誰にも知られずにこっそりとバシラスX0を培養すれば億万長者にしてやるが、拒否すれば奈々恵の命ないと思え」と交換条件を突きつける。
翌朝、約束通り実験に取り掛かるも、やはりバシラスX0の危険性を恐れた杉本が実験を躊躇した為、実体を現しダブルガールと共に奈々恵を人質に取り、脅しにかかる。だが、外から自身を卑怯者呼ばわりするミミーの声が聞こえた為、杉本一家を廃工場の地下室に移し再度バシラスX0の培養を要求する。
更にそこへ潜入してきた一条寺烈をクラッシャーと共に襲撃するが、蒸着しギャバンとなった彼にクラッシャーを一掃され、地下研究室も破壊された上、杉本一家も救助・解放されたことで再び戦闘になり、タイヤ置き場で交戦した際、はずみでタイヤに頭がハマり抜けなくなった為、魔空空間に移動。
戦闘円盤に乗り応戦するが、ドルギランによって円盤を全滅させられたことで外に放り出されギャバンと直接対決に出る。真剣勝負を展開する中で「スパイラルキック」で盾を破壊され、一騎打ちの後、「ギャバンダイナミック」を受け、爆発四散した、