「ギャバン、今に見ておれよ。この若者達にお前は抹殺されるのだ」
概要
第10話に登場。
これまで数回に渡り登場したダブルマン・ゾンビAの頭部を爽やかな水色に染めたようなダブルマンで勝つためなら命乞いをし、それで相手の良心につけんだ隙に不意打ちをするなど非常に卑劣な性格の持ち主。
使用する剣と盾はゾンビA同じだが、ゾンビAとは異なり戦闘時に頭部をシールドで覆わない。
活躍
17歳の少年でも両腕に人工筋肉を移植すれば大人の5倍のパワーを発揮できることを発見し、これを利用して人間クラッシャーを作り上げ、特攻部隊にすべくワールドスポーツクラブのスポーツドクター小島俊に化け、ハンターキラーから渡された運動神経の優れた若者のリストを基にボクシングジムに通う野田、春の剣道東京大会で優勝した杉山やその他若者たちを言葉巧みに自らが設立した訓練施設に勧誘し特訓を施した。
それからルポライターの大山小次郎から高校でピッチャーを務める甥っ子が「160kmのボールが投げられる」と、訓練施設に勧誘されたとの情報を聞き、訓練施設に赴いた一条寺烈と小次郎に感づかれない為、若者達を魔空ロードに移動させ、ニジチョウモンスターの毒鱗粉とドン・ホラーの言葉で洗脳する。
その後も若者達に過酷な特訓を続けさせるが、訓練を受けた彼らが突如家庭内暴力をふるい始めたと聞き、不信感を抱いた烈によって訓練施設を突き止められ、戦闘になる。召喚したクラッシャーと共にギャバンとなった烈に襲い掛かるが劣勢になり、爆薬を目くらましに使い撤退する。
さらに引き続き若者達に過酷な訓練を強いるが、ダブルガールから烈がドルギランで出撃したとの連絡を聞き移植手術を速めることにし、ニジチョウモンスターとクラッシャー、洗脳した彼らを使って訓練施設に向かったギャバンを足止めするが、スクーパーに乗ったギャバンに地下実験場にたどり着かれてしまい、移植手術も失敗する。
そしてニジチョウモンスター、クラッシャーと共に地上でギャバンと交戦するが、ギャバンのジャイアントスイングを受けたニジチョウモンスターが自身に衝突してきたところで魔空空間に移動する。それからニジチョウモンスターがギャバンと電子星獣ドルに倒されると出現し、真剣勝負を展開する。
その最中、止めを刺されそうになると「命だけは助けてくれ。自分は争いごとは好きじゃない、互いに命は大事にしよう」と命乞いを始め、ギャバンがそれに耳を傾け、レーザーブレードを下した隙に不意打ちを狙うが、即座にかわされた上、逆に「卑怯者!」と怒りを買い、「ギャバンダイナミック」を食らい、爆発四散した。
第15話、第35話、第44話(最終話)にも同型が登場。35話ではダブルマン・ゾンビDと共にガッツダブラーのスパーリング相手を務めた。