サン・ドルバ「いいぞガッツダブラー。その突進攻撃を忘れるな」
概要
CV:西尾徳
第35話に登場したダブルモンスター。
その名の通り根性が売りのダブルモンスター。
格闘技や体当たり攻撃が主体で特殊能力の様なものは持ち合わせていない(爪のような刺股から地面を伝う電撃を放つ程度)が、その体当たり攻撃は一撃で岩をも簡単に砕く程の威力がある。その力はギャバン打倒の秘訣になるとサン・ドルバからもお墨付きをもらっている。
活躍
魔空城にてクラッシャーやダブルマン・ゾンビBを相手にした模擬戦にて得意の突進攻撃をサン・ドルバに見込まれ、更にドン・ホラーから腰抜け呼ばわりされ、大口を叩くのならばギャバンの首を取ってくるよう命じられたサン・ドルバ、そして魔女キバと共に地球へと向かう。
地球に着くと一条寺烈から休暇をもらい、ショッピングを楽しんでいたマリーンと星野月子を誘拐して人質にした。そしてサン・ドルバから「マリーンと月子を預かった。鬼塚原まで来い」との挑戦状をたたきつけられ、急遽その場に向かい、現地に到着した烈に対してクラッシャーと共に奇襲をかける。
その後、先ほどの戦闘で見たマリーンと月子がマクーの時限爆弾で作られた偽物だと分かり、地下基地に潜入に襲い掛かかり、時限爆弾を設置した敷地まで追い込むが、その直後に烈がギャバンに蒸着した為、戦闘に突入する。
レーザーブレードで止めを刺されそうになるが、その場に現れたサン・ドルバが「レーザーブレードを捨てなければマリーンと月子の命はない」と脅しにかかった為、この脅迫を受け入れレーザーブレードを投げ捨てたギャバンに対し優位に立つ。
ここぞとばかりに反撃をお見舞いするが、「ディメンションボンバー」を食らい怯んだところに反撃を受け、更にギャバンが「レーザーZビーム」で地面を吹き飛ばしたことでレーザーブレードを奪還。マリーンと月子も救出された。
それでもサン・ドルバの命令で土砂崩れを起こしてギャバンを生き埋めにするが、すぐにスクーパーの助けによって脱出され、直後に戦闘円盤に乗り反撃に出るが、電子星獣ドルとギャビオンの連続攻撃により、円盤を破壊され、最期は一騎打ちの末に「ギャバンダイナミック」を受け敗北した。
余談
サン・ドルバはドン・ホラーに魔空空間を作り出すよう要請するが、「助けなど無用」と一蹴され、作ってもらえなかった。
これに関しては「息子よ、立派な獅子となって帰ってこい」と親心のような期待感をサン・ドルバに寄せていたがため敢えて助け舟を出さず、独力による勝利を願って拒んだものと思われる。
この後魔女キバはサン・ドルバの勇猛さを讃え、ドン・ホラーを非難した。
この非難に関してもまさしくその通りと言え、優位な状況だったにもかかわらずに魔空空間を用意してもらえず、結果的に敗退してしまうという結末を迎えてしまったため、今回の敗北はドン・ホラーの親心が却って裏目に出てしまった結果と言えるだろう。
関連タグ
ガッツ星人:名前の一部が共通している宇宙人だが、こちらはあまり肉弾戦は行わず頭脳で勝負するタイプである。