演:青木海
「駄目だよ、環境破壊は人間が作ったんだから。人間の手でなんとかしなくちゃ」
概要
平成ウルトラセブンのテレビスペシャル「太陽エネルギー作戦」に登場。
ウルトラ警備隊を退役した友里アンヌ隊員の一人息子。
(ちなみに、設定だと小学校4年生とのこと。年齢はLD解説書だと9歳、台本だと10歳)
母親のアンヌ、伯父のクスハラ博士、従兄のクスハラトシコと共に、ソーラーハウスと言われる自宅で生活している。父親は登場しないが、クスハラ博士の話だと火星探索に行っているらしい。
天体観測や自宅近辺の森の探索が趣味。
劇中での活躍など
作品冒頭で天体観測していたところ、地球に落下する巨大な流れ星らしきもの(後の展開から考えると、ピット星人に敗れて、地球に落下してきたセブンと思われる)を目撃。
母親のアンヌに伝える。
別の日、夜の森で野鳥観測をしていた際にピット星人が変身した少女と遭遇、等身大のエレキングも目撃して、偶然通りかかったウルトラ警備隊に知らせる(ピット星人、エレキング共にすぐに姿を消してしまったが、辺りは異様な暑さになっていた。このとき、ピット星人が化けた少女を森の妖精だというすごい推理を展開・・・)
翌日、再び森の探索をしていたところをピット星人の少女と再会。
一緒に逃げようとするも、今度は本性を現したピット星人に電流で襲われ、捕らわれてしまう。
ピット星人の円盤内に手錠で縛られて監禁されるも、時間をかけて(どう見ても、捕らわれてから半日以上は経っている。色々我慢できなくなりそうだが、そこは突っ込んじゃダメか・・・)自由に動ける体勢になり、ピット星人に抵抗。円盤内の装置を動かしてセブンに太陽エネルギーを与えることに成功、セブン復活に貢献する。激怒したピット星人に電流で苦しめられるも、最後はエレキングを倒したセブンに救出された。
備考
演じていた子役(当時)の青木海は、同時期のブルースワット、忍者戦隊カクレンジャーなどの特撮にもゲスト出演していた。
LD付属の解説書によると、ウルトラ警備隊のトーゴー隊員からウルトラ警備隊のバッジをもらう場面は、本来ならピット星人にかけられた手錠をこのバッジで外すという伏線だったとのこと。しかし、できあがった手錠がバッジで外せるような仕様でなかったために、結局バッジの出番がなく、ダンが自力で動ける態勢になる描写になったらしい。(そもそも、台本では手錠でなく円盤の柱にロープで括り付けられ、バッジでロープを切る展開になっている。)
本名は不明だが、父親がクスハラ博士の弟なのでクスハラダン、婿養子の形なら友里ダンということになる。
命名の由来は、やっぱりモロボシ・ダンからと考えられる。