概要
『超劇場版ケロロ軍曹3』の登場人物であるダークケロロ・シヴァヴァ・ドルル・ミルルのグループに付けられるタグ。いわば今作の敵勢力の名前である。
ただし劇中では一度もこの名で呼んではおらず、正式な肩書は特に明かされていない。そのため小隊という名ではあるが、一時的に作られたグループといっても過言ではなく、別に彼らに上下関係があるわけでも同盟を組んでいるわけでもない。
一方で完全な非公式名称とも言い難く、原作者である吉崎観音先生がこの名称で呼んでいる他、映画以外の他媒体でこの名称が使われていることから、設定上では公式名称となっている。
名前の由来はメインキャラクターグループであるケロロ小隊の対義語だと思われる。
彼らが具体的に結成された経緯は描かれていないが、シヴァヴァとドルルがダークケロロの命令を罰を恐れず無視した描写があったことから、彼らはそれぞれ自分の目的や任務を持っていて、シヴァヴァ・ドルルは条件付きでダークケロロの依頼を引き受け、ダークケロロもそれを理解した上で彼らを雇ったことが考えられる。
ゲーム版ではミルルがシヴァヴァとドルルをスカウトしてこのグループを結成したことがダークケロロの口から明かされているが、肝心の描写がないため、本当かどうかは不明となっている。
ちなみにこのグループや設定はあくまでアニメオリジナルであり、原作では存在すらしていないことになっている。
ピクシブではミルルを入れるか入れないかで分かれることが多く、ダークケロロ・シヴァヴァ・ドルルの三人だけを指すことも多い。
余談
初期案ではケロロ小隊と相対する小隊ということで5人構成にする予定だった。
ダークケロロ小隊という設定上の名前もこの名残で、ミルルを除いた上記三人はケロロ・ギロロ・タママの三人に対比する存在としてこの時からすでに決定しており、ドロロと対比してゾルル、クルルと対比してもう一人別のクルルを登場させる予定だった。
後にシナリオを改変していったことで後者2人の必要性が無くなったことから、この構成になったらしい。
この設定は後にガルル小隊へと引き継がれている。