カードデータ(ややネタバレ注意)
第一章 はじまりの海 SPECIAL EDITION
番号 | A32 |
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名前 | チア・ヴェンタ・ゾア |
枠 | 紫 |
シンボル | 火 |
パワー | 500 |
星 | ☆ |
レアリティ | ○ |
効果 | 相手の主人公か仲間にトゥナがいるならパワーが0になる |
説明 | メガポリスを裏から操る悪人。大企業の研究室で、日夜怪しい研究を繰り返す。10歳の妹がいるらしい。 |
第三章 かがやきの都 サンライトエディション
番号 | C27 |
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名前 | チア・ヴェンタ・ゾア |
枠 | 紫 |
シンボル | 火 |
パワー | 250 |
星 | ☆☆ |
レアリティ | ● |
効果 | 相手の枠が紫のカードの、効果を含めないパワーを全てこのカードにプラスする。 |
説明 | 世界の裏で暗躍する研究者。結晶から生まれた子供を連れ、研究の旅をしている。 |
第四章 天空と大地 スカイエディション
番号 | D69 |
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名前 | チア・ヴェンタ・ゾア |
枠 | 銀 |
シンボル | 火 |
パワー | 400 |
星 | ☆☆☆ |
レアリティ | ☆ |
効果 | 相手の主人公の枠が紫なら、相手の捨て札置き場のカードを1枚選び、相手の主人公と入れ替える。 |
説明 | 世界の裏で暗躍する研究者。結晶の力を宿した男と行動し、結晶の研究をしている。 |
第五章 希望の明星 トワイライトエディション
番号 | E70 |
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名前 | チア・ヴェンタ・ゾア |
枠 | 銀 |
シンボル | 火 |
パワー | 500 |
星 | ☆☆☆ |
レアリティ | ☆ |
効果 | お互いの枠が紫のカードのパワーを倍にする。お互いの主人公か仲間にトゥナがいた場合、この効果は無効となる。 |
説明 | 世界の裏で暗躍する研究者。結晶から生まれたキッドに深い興味を抱き、日夜研究している。妹が大好き。 |
第六章 おとぎの王国 キングエディション
番号 | F72 |
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名前 | トゥナ&チア |
枠 | 銀 |
シンボル | 火 |
パワー | 500 |
星 | ☆☆☆ |
レアリティ | ☆ |
効果 | 自分の仲間にトゥナ&チアがいれば、パワー+1000。相手の主人公か仲間にトゥナ、トゥナ&チアがいれば、パワーが0になる。 |
説明 | 科学者の兄妹。二人とも10歳でハーバー大学を首席で卒業している天才。とても仲が良い。 |
第七章 太古の秘境 ハートエディション
番号 | G30 |
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名前 | チア・ヴェンタ・ゾア |
枠 | 紫 |
シンボル | 火 |
パワー | 400 |
星 | ☆☆ |
レアリティ | ● |
効果 | このカードが仲間で、相手の主人公のシンボルが火か木なら、お互いの主人公、仲間、捨て札置き場の星が4個の枠を紫にする。 |
説明 | 世界の裏で暗躍する研究者。結晶の力を研究し、キッドを育てた。目的は純粋に研究か、それとも… |
概要
web漫画第一章「はじまりの海」の第10話で初登場したキャラクター。
メガポリスの大企業、「メガディス社」に所属していた研究員。
社長のクロセル・キシレールと共にヒーロースーツの製造、ディシウムの研究を行っていた。
もう研究で得られるものが何も無いと分かると、自分が今まで勤めていた会社だろうが爆破する、といった自己中心的で、周りの迷惑は顧みないような性格を持つ、典型的なマッドサイエンティスト。
話すと語尾がカタカナになるほか、体中についた黒いリボンとつぎはぎ、髪型などが特徴的。
見るからに凶悪なキャラクターだが、トゥナという10歳の妹がおり 彼女を前にするとパワーが0になるというカードゲーム上の設定があるためシスコン説などのさまざまな妄想の材料とされている。
(トワイライトエディションのテキストに「妹が大好き」の一文が追加されたことにより公式でシスコンが認められたといっても過言ではない。ちなみにトゥナ側にも「兄が大好き」という一文がある。)
研究所を瓦礫にした後は姿を眩ます。研究のためディシウムの結晶から生まれた謎の赤ん坊を連れ歩き、成長してむてん丸たちの前に姿を現した赤ん坊は、チアにより「キッド」と呼ばれていた。
ディシウムの怪物の暴走を一瞬で止めて粉々に砕いたり、シャム・メルルーサの攻撃を影のように回避したりなどの謎めいた能力を持ち、蔵獅子尊からは「魔王の繭」と呼ばれ、危険視されている。
むてん丸は「キッド」を見て、どこかで会ったような感覚を覚えた様子だったが・・・?
容姿
紫色の長髪を黒いリボンで留めており、まとまった髪の複数本が四方八方に散っている。
耳にはピアス、額には目のついたゴーグルを装着しており、ゴーグルの目はチアの行動によって動くようになっている。
体の至る所に縫合跡のようなつぎはぎがある。
飛び出した右目を次のコマで自ら嵌め直す描写があることから義眼ではないかと思われる。
黒いリボンが装飾された白衣を、素肌の上から直接羽織っている。(裸白衣)
クロスした二本のベルトにポーチ、両太ももには試験管を装備したバンド。靴はブーツ。
ギザ歯。
また、他キャラに比べて肌が白っぽい。
関連イラスト
関連タグ
くら寿司 回転むてん丸 トゥナ(回転むてん丸) 悪役 マッドサイエンティスト シスコン
白衣 紫髪 ポニーテール 長髪男子 黒リボン ギザ歯 つぎはぎ
以下、ネタバレ注意
第二章終盤ではシックから貰い、第四章終盤ではディスロスに対しキッドにトドメを刺させる形でディシウムを集め、第五章終盤ではキッドと共にむてん丸達に助力するなど、作品内で完全な敵か味方か分からない行動を取っていたチアだったが、第八章にてそれは世界中のディシウムを全て浄化する為だった事が自身がトゥナに送った研究日誌にて明かされる。
チアは「結晶の怪物は他の怪物を取り込む毎に強くなり、それが続けばやがて世界中の結晶は一つになる」と、ディシウムの特性に着目し、実験の為にディシウムを集め続けた結果、偶発的に「キッド」が誕生する。
「まごころ」の力でディシウムが浄化される事も知っていたチアは、計画を変更。
「人の『心』を持たせたキッドに世界中のディシウムを統合し、まごころの力で一気に全てを浄化する」と言う方法で世界を救うべく、むてん丸が旅をしている裏で自身も行動を起こしていた事が判明した。
彼がこの様な行動を起こした理由は、妹が対怪物警察機関付科学者となった為であり、自身も手伝いたいという強い思いからだった。
しかし、記憶を取り戻したキッドが「チアはオレを捨てるのか?」と質問して来た際、キッドに対して「自分は研究のためにキッドを手元に置いており、場合によっては破棄はありえる。しかし、それはキッドが自分を必要としなくなり、自立した時に等しい。今はそうではないのでそうではない」と平然と言い放った事で、最終的にキッドから出た蔦で結晶化されてしまう。(元々チアはキッドに対して自立を促そうとしたが、情緒不安定な状態のキッドに本心を語った事で完全に裏目に出る事となってしまった)
最終的にキッドはむてん丸達の手で浄化され、見事計画を完全に成功させたチアも結晶から元に戻り、妹と共にキッドを新たな家族として迎え入れる事となった(なお、その直後にクロセルに自身が爆破したメガディス社の修理費用の請求をされ、敢え無く縄で縛られ捕まった)。
用済みとなれば自分が今まで勤めていた会社をも爆破するなど自己中心的で、周りの迷惑は顧みなないが、同時に(妹のためとはいえ)世界中の結晶を浄化するという明確なビジョンを持つ事や、自身の研究日誌から得られた情報がむてん丸達にとっては世界を救う糸口となるなど、まさにトリックスターと言うべき役割を果たしており、章シリーズの最終決戦に於ける事実上のMVPと言っても過言ではないだろう。
最終回後の後日談を描くお楽しみラフイラストでは、その後は新たな家族となったキッドと共にメカポリスで生活しているシーンが描かれており、昼ドラを見ている最中キッドが発した結婚を前提にお付き合いにという台詞で目の敵にしたり(詳細)、クロセルから貰ったチケットで3人で一緒に遊園地に行った際にはキッド共々トゥナを誘拐しようとする不審者と勘違いされて10回も通報されたりしている(詳細)が、平穏には暮らして居る模様。
なお名前の由来はこれまでの敵サイドの名前にも多い化学物質であり、防カビ剤等で利用される「チアベンタゾール」の捩りと思われる。また、「チア」部分には魚肉の「血合い(ちあい)」が掛けられた可能性があり、その場合、妹やむてん丸の仲間達のように「海産物・くら寿司」に関連する由来を持っているとも考えられる。