回転むてん丸
かいてんむてんまる
『回転むてん丸』とは、大手回転寿司チェーン店くら寿司のマスコット・むてん丸を主人公としたWEB漫画及び、トレーディングカードゲーム。
WEB漫画はTCGの販促作品でもあるため登場人物が多く、ストーリーは王道。キャラクターや技はTCGと連動している。
弾シリーズ
添加統一を目論むツブカンテとの戦いとむてん丸の修行の旅を描いた物語。
当初は寿司関連のネタを絡ませた子供向けのゆるい作品だったが、次第に絵のクオリティが増しほのぼのとした雰囲気を維持しつつも歴史人物や実在する有名人、別作品をオマージュしたキャラクターやネタが登場するなど、ナンセンスなギャグが増え始める。
修行編、ツブカンテの逆襲編はシリアスなお話やガチなバトル展開もあるので必見。
ストーリーはプロローグの第一弾、むてん丸達の修行の旅を描く第二弾、第二弾の幕間で行われたサイドストーリーとなる第三~六弾、ツブカンテ達との最終決戦を描く第七弾で構成されている。
TCGはくら寿司店頭や公式ネット通販にて販売。第一~三弾、四・五弾、六・七弾でそれぞれデザインもルールも違ったものとなっている。
章シリーズ
世界に忌まわしき結晶をばらまくシック・ヴァラクロロフェノルとの戦い、仲間たちとの冒険の旅を描いた物語。
それまでのデフォルメキャラとうってかわって新しい登場人物の多くが4~5頭身となった。
ストーリーも本格的な少年漫画になり、徐々に作画も相まって終盤は深夜アニメ顔負けの『所詮ちびっ子向けのお遊び漫画』とナメてかかった読者を失神させるレベルのシリアス展開が繰り広げられるほどになった。
単行本化もされており、現在は「第一章 はじまりの海」、「第二章 ひかりの旅路」が発売されているが、以降の章は2023年現在発売が停止している。
TCGは弾シリーズから一新され、運要素の少ないガチなゲームとなっている。第一章〜第七章まですべて同じルールのため混ぜて遊ぶことができる。
マンガごっちゃ
現在はサービス終了している無料マンガサイトマンガごっちゃにて章シリーズの連載がされていた。
特徴として、各話のラストに描き下ろしのラフイラストが追加されている。
本編では語られない一部キャラクター、ストーリーの裏設定や、ネタ感満載のイラスト、逆作画崩壊のようなクオリティのガチイラストなど、ファンには必見のものばかりである。
キャラクターグッズ
くら寿司店舗に設置されたビッくらポンの景品や、くら寿司ネット通販限定グッズなど、多数のキャラクターグッズが過去に販売された。
ビッくらポンゲーム画面
ビッくらポンゲーム中はディスプレイにアニメーションが表示される。むてん丸のキャラクターやオリジナルキャラクターなどが登場し、これまでに数多くの種類のアニメーションが存在する。
本編もすごい面白いから読んでね!
回転むてん丸のキャラクター一覧も参照。
むてん丸と仲間たち
主人公。正義感が強い、小さなお侍。
まごころの味を守るために日々奮闘中。
むてん丸の幼馴染の女の子。忘れられがちだがメインヒロイン。しっかりもので負けん気が強い。
マイペースなむてん丸を見守るお姉さん的存在。というよりツッコミ役。怒らせると怖い。
頭のかんざしは風船や爆弾、時には巨大な武器にもなる謎の便利アイテムである。
くら吉
蔵のような姿をしたむてん丸のよき相棒。むてん丸との意見の食い違いによりよく喧嘩もする。
戦いの時に発せられるむてん丸の刀の光を浴びることによってくら寿司の店舗に変身し、
むてん丸に寿司を提供することで「無添」の力を与え、パワーアップさせる。
むてん丸が寿司を食べるシーンでは、くら寿司の宣伝が多く入る。
寿司を食べるシーンのある回が掲載された時期の新作寿司やオススメの寿司が宣伝される傾向が強い。
最近は変身せず、どこからともなく寿司を取り出すようになった。
新章から登場したキャラクター
心優しい人魚姫。謙虚でおとなしい性格。生まれた時から父親によって
ずっと自室に閉じ込められており、ある時「外の世界を見たい」という一心から部屋を抜け出す。
島にて浜に打ち上げられたむてん丸と出会う。新メンバーの中では最も今までの世界観を踏襲したデフォルメチックな外見。
彼女の歌には傷を癒すなどの不思議な力が宿っている。水の精「ティアクラウン」のカードの力を使うことができる。
むてん丸たちがアメリカ合舟国の港に着くやいなや、むてん丸以外の仲間を誘拐し有り金を出すように要求した、「ネコネコ強盗団」のリーダー。部下からは慕われているが、頭が非常に悪い。そのため「アネゴはバカだなぁ…」と言われてはいるがそこも含め慕われている。
「自由」と「強いヤツと戦う事」が好き。むてん丸の「怪物」の話を聞き、戦い放題ということで強盗団を解散して仲間と怪物退治をして回る事にした。
非常にさわがしい性格で、むてん丸など主人公組はいつも彼女に振り回されている。一人称は「俺」。
pixivのむてん丸のイラストではこのキャラがほとんどを占めているといっても過言ではない、
それまでのむてん丸にはほぼ存在しなかった巨乳キャラクター(新章からは彼女に続き続々と巨乳キャラが増えた)
街のヒーロー、アンカー4がピンチの時に助太刀に来たかのように突如むてん丸たちの前に現れる。
アンカー4のメンバーのアンカーウェブ曰く、「弱いクセに戦おうとするすごい邪魔なやつ」らしい。
正体は教会の孤児院育ちのヒーローに強い憧れを持つ少年。
年長にもかかわらず、おしゃべりで考えるより先に体が動く能天気な性格。
感情が高ぶると性格が多少変化し、バンダナと髪に隠れた両目が露になる。
必殺技は「九十九苦無」だが、普段の時と両目があらわになった時とではまるで威力が違う。
くら寿司のメニューでは「あぶりチーズサーモン」が好き。外見から誤解されがちだが男の子である。
人間の言葉がわかる、緑色のクマの子供。
母親が大好きで、親思いの心優しい性格。
服を変えると性格が変わる……という設定だが、扱いにくいのか描写されることは少なかったりする。
木の葉の体を持つ緑色の鳥「リーフクラウド」のカードの力を使うことができる。
元戦闘用ロボットの料理人で、ユーロピアのレストラン・コラールで修行していた。
戦時中出会った盲目の老婆に息子と間違えられ、彼女の料理からまごころを教わったことがきっかけで心の片鱗が芽生え、老婆の息子グランキオの名前を背負い彼の夢である料理人を目指すことになる。
着ている料理人の服は老婆の息子グランキオのものである。
まごころの料理で皆を笑顔にすることが夢であり、心を鍛えるためにむてん丸一行の旅に同行する。
愛称は「テッちゃん」で、「テッちゃんではありません、テツジン・グランキオです。」と返事するのがお約束。
弾シリーズの悪役
四添魔を従え、添加物で全ての食を支配する「添加統一」を狙う悪者。
名前は添加物の倒語。語尾は「~だカンテ」黒いマントを羽織ったような姿をしている。
添魔王としての威厳に満ちており、よく呑気な部下たちに説教をする。
先の戦いでむてん丸の父を討ち取った。添加統一を企む根因となる悲しい過去を持つ。
四添魔
ツブカンテによって作り出された、彼の忠実な部下たち。いつも何らかの形でむてん丸の邪魔をする。
ノリは基本的に呑気だが全員がツブカンテに献身的であり、ツブカンテを慕っている。
かんみちゃん
ツブカンテ率いる四添魔の一人。5歳。女の子である。モデルは合成甘味料。語尾は「~だカンミ」
手に持った飴型ステッキで食べ物を不自然な甘さに変えてしまう能力を持つ。
子供っぽくわがままで、いつも周りを振り回している。
ホ・ゾーン
ツブカンテ率いる四添魔の一人。20歳。モデルは合成保存料。語尾は「~だゾーン」
体に悪い薬品で食べ物の時間を狂わせ、永遠に腐らないようにしてしまう。
科学者であり、様々な薬品や巨大ロボットなどを作ることができる。
基本的に四添魔のまとめ役であり、冷静な性格だがツブカンテに対する忠誠は四添魔のうち最も高く、
あまりの忠誠心により病的な一面を見せつける事もある。ヤンデレゲフンゲフン
カーラちゃん
ツブカンテ率いる四添魔の一人。7歳。女の子である。モデルは合成着色料。語尾は「~だカーラ」
手に持った筆で食べ物をカラフルに色付けしてしまう能力を持つ。
人の心に作用して悪の心に変えてしまうような着色料を作る事もできる。画家でもある。
歳の近いかんみちゃんと比べると結構大人らしい性格。
ウソコック
ツブカンテ率いる四添魔の一人。35歳。モデルは化学調味料。語尾は「~だコック」
怪しい粉でどんな料理の味も変えてしまう。名前に「コック」とつくわりに、料理は下手。
出番がほとんどなく、四添魔の中では最も地味で影が薄い。仲間からおっさん呼ばわりされている。
章シリーズの悪役
新シリーズの悪の首領。名前は英語のsick(病気)+添加物のパラクロロフェノール+、
2012年4月1日にむてん丸の公式Twitterアカウントを乗っ取った際、
名前の由来を尋ねられた時に「ヴァラク(Valac)で検索」と証言しているので
一部はこれが元ネタだと思われる。(「ヴァラク」はソロモン72柱の魔神の1柱)
謎の物質「ディシウム」を利用し、動物や人々を悪魔に変えてしまう謎の男。
本人曰く、「ただの紳士」だが、怒りを解放すると、悪魔としての本来の姿に変身する。
シックの側近らしき双子の少女で、常に彼の左右に付き従っている。
名前は甘味料のエリスリトールを前後で分解したもの+ポルトガル語のmorte(死)と思われる。
シックに雇われている傭兵(画像右)。
テツジン・グランキオとは戦時中に共に戦った仲。
名前は甘味料のアスパルテーム+アスタロト。
シックの仲間の一人(画像左)。
暗く、気弱な性格の女性。
聞いたものの気力を奪う絶望を撒き散らす泣き声を上げる。
シックの仲間の一人(画像上)。
戦いを楽しみとする、無邪気で危険な性格の持ち主。
名前はヒンドゥー教の神ジャガンナートとタール系着色料と思われる。
新たにシックの仲間になった少女。
「破滅の歌」という非常に強力な破壊音波を放つ技を持つ。
セイレーンは頭が人間で上半身が海鳥、下半身が魚の歌で人を惑わす妖鳥。
自分の飛行の邪魔になるもの全てを高速で飛行しながら破壊していく。その正体は・・・
ディシウムの研究をするマッドサイエンティスト。
名前の由来は殺菌剤・防カビ剤の一種のチアベンダゾール(Thiabendazole)と思われる。
強烈なビジュアルと狂気的なキャラクター(とシスコン疑惑)が受けたのか、
男性キャラの中でもトップクラスの人気を得ている。
メガディス社に保管されていたディシウムから生まれた青年。
そして彼の成長の源もディシウム。
チアの「少しばかりの実験(こそだて)」により急激なスピードで成長していく。
冒険の合間に幾度とむてん丸の前に現れるが、その目的とは…
一時期ネット上を賑わせたタコの女の子。第七弾に登場。語尾は「ですぅ」
むてん丸の世界にて萌えキャラのようなキャラクターは第四弾の頃あたりから既に存在していたが、
彼女は主にtwitterの拡散によって知名度が上がったようである。
本編ではあらすじ紹介として「鬼オンリング」とともにほんの少しだけ登場する。
新章においてもあらすじにてちょこっと登場した。
世界怪物対策本部
ディシウムによって生まれる悪魔たちへの対策をしている警察。
元々はメガポリスの警察で、現在は準レギュラー的な存在として活躍している。
10歳にして科学者として活躍をしている天才少女。世界怪物対策本部の中心人物。
チア・ヴェンタ・ゾアの妹で、彼には溺愛されている。また、彼女も兄を非常に慕っている。
チアの妹という重要な立ち位置に加えて、ディシウムの怪物への具体的な対応策なども彼女の役割であるため、ストーリー的にもかなりの重要人物。
犬耳に尻尾持ちの婦警さん。太眉・糸目、イラストでは敬礼をしている。語尾は「っス」
本編ではたまに顔を出す程度の出番だが、pixivではシャム・メルルーサに並ぶ人気を博した。
第二章にてカジノのバニーガールとして登場。その正体は…
パートナーの警察犬とともに事件を解決する敏腕女刑事。
コマイの憧れの存在。
ケイジ
のらりくらりとしているが、優れた行動力と推理力を持つ刑事。
生真面目な刑事で、ケイジの後輩。
また、これらの他にも数えきれないほどのキャラクターが存在する。
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ポエムか!って感じのものしか書けないゆうきです。 女の子が比較的穏やかに息をしなくなります。Rってどこから付けたら良いか分からなくなったので、付けませんでした。 黄色のビオラの花言葉は「ささやかな幸せ」だそうです。 …………以下、あとがきにもならない、個人的な呟きです。読まなくてもまったく支障はありません。 本文でまったくうまく書けていないので、自分のヒラメキを書き残しておきます。 もしも未来の自分がメキメキを文章力を身につけたときに書き直しをするとしたらこの辺を書きたいところです。 アスタルがトリシュナちゃんが作ってくれたお菓子を食べて甘党になってると可愛いな~っていう妄想から始めたのがこのお話で、書きながら、 テツジンはごはん食べれないとしたら良いな~っていうのと、 『お婆ちゃんのお墓の前で決別しないで一緒に料理人になっていたら』っていうのを書いてみたくなったんです。アスタルが料理するシーンはないんですが、面倒っていうだけで、料理はやればできそうです。でも私は推しちゃんを料理下手くそ、おまけに味覚音痴にしたがる。元から好きなんです、どっか、欠けた子が。 (これを書いてる途中で突然にふってわいたアスタルの過去捏造のネタがまだ新鮮な内に食べたかった) トリシュナちゃんが……おうちに閉じ込められていた女の子が、寒い場所に閉じ込められるっていうのが辛いなって。 アスタルが助けてくれたけど、今回は、間に合わなかったんです。少し、大人になっちゃったので。 ビオラのくだりは最初「黄色いパンジー」が浮かんでました。 お花のことに明るくないので、ただ単にプリンみたいな色だからってところだけ使いたくて。花言葉も知らなければ、咲く時期も分からない。というか、パンジーとビオラが同じ種っていうのもびっくりです。頭がよくなっちゃいました。 そしてハロウィンの部分は書きたかったので、あの2人がお外が怖くて縮こまっているところが書きたかったので、 秋に花が咲くわけねーだろという偏見から、アスタルが墓参りで摘んできた設定にしようかと思ったんですけど、いや彼がお花を摘む……?となり、まぁまぁ一応調べますか?という気持ちで調べたら時期が「11月~6月」なんて書かれていて、「黄色のビオラは秋の実りを思い浮かべる」とまで書かれているじゃありませんか、驚きです。 花言葉もトリシュナちゃんみがある。 ハロウィンが終わった後に咲いた設定で良いじゃん!ってごり押しでねじ込みました。本当に咲くかは知りません、近所の花壇は秋から冬なんて軒並み寒々として雪に覆われるので。実らない、米すら収穫が終わってネギとキャベツしか生えてねぇ。 まとめると、 トリシュナちゃんが母親に1回だけ食べさせてもらったプリンを「ささやかな、小さい、でも大きな幸せ」と思っていたらめちゃくちゃに可愛いし、 アスタルの「足りないもの」が「一緒にごはんを味わってくれてた、小さな、女の子の存在」ってのをなんとなく感じてたら良いです。 小さなものだったんですね。 テツジンは「味わえない。まごころの味が分からない」というのと「アスタルを殺してない」というのとで、心がまだちょっとだけ育ってないです。 だから、解凍作業って言うのは、本当にそうしようとしただけで、別にパニクったわけじゃないんです。冷静です。12,848文字pixiv小説作品バロットのパラドックス
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