「ご主人様には向かおうなんて、身の程知らずですね!」
そこのあなた!あなたですよ!!
本項ではスーパーロボット大戦OGシリーズに登場するファミリア(使い魔)としてのチカについて解説する。
魔装機神シリーズをはじめOG関連にて顔を表してくるシュウのファミリア。同作シリーズにおけるコメディリリーフの一端を担う。
声優は桑島法子。桑島氏はOGシリーズもしくは関連作でほかにも複数のキャラクターの声をあてている。
モデルはラ・ギアス(神聖ラングランが支配するエオルド大陸一帯)に生息する「ローシェン」という鳥。文鳥に似ているとのこと。女の子のような名前だが、れっきとしたオスである。
シュウがファミリアとしてチカを生み出した経緯については、サイバスターの操者となる狙いがあった時期が関係していたらしい。
して、生まれたチカの性格はというと…
常に自分勝手に喋り捲り、お子様には聞かせられないNGワードも使いこなし、しかもお金に意地汚い(ついでにメタ発言も多い)。その姿を目撃した者は、シュウの周囲の人物はおろか、主と仲の悪いマサキらも唖然とするほど。
本当に彼がシュウの無意識部分なのか甚だ疑問であるが、逆に言えばシュウにもそんな人間的な一面があるということでもあろう…。
とはいえ、シロやクロやゴジョーたちと同様、ファミリアの特徴として機械や魔術の知識に精通しており、頭脳明晰で博識(その他、いかなる姿形のファミリアでも口だけで道具(ツール)を扱えるという設定もある。チカは嘴でツールを使用するのだろう)であるのは確かである。
なお、サイバスターのハイファミリアは二基あるためもう一体ファミリアを要するが、上記の性格から、もう一体の創造を断念したようである。
さぁ、台詞抜粋でも大暴れですよ!!
- 「さあ、チートなグランゾンの力を、思いっきり見せつけちゃいますよ!」(OG、魔装機神シリーズ)
- 「ルオゾールと来たら、もう、それはそれはしつこくご主人様を、追いかけてくるんですよ!!」(魔装機神LOE)
- 「グランゾン、拝みたくなるご本尊……ですね」(魔装機神F)
- 「ラスボスになって倒されちゃったら、普通はそこでお役御免ですからね。下手をすると再生何とかで……あら?」(ダークプリズン)
- 「でも、最初からこの形態だとチートですよね」(ダークプリズン)
- 「そうそう、調子に乗るなってんですよ!ヴァルシオンにもね!」(ダークプリズン)
- 「グ=ランドンって名前、グランゾンと紛らわしくて仕方がないですよ」(ムーン・デュエラーズ)
余談
ファミリアは主人の意識を忠実に反映するため、シュウが持つ「青い鳥」のイメージが反映されたようである。事実、ダークプリズンにてシュウは結構金に細かい事が明らかになっており、お喋りな性格もシュウにある「一旦説明を始めると喋り倒す」といった共通項がある。相手に対するイヤミなところはもはや語るまい。