概要
台湾(中華民国)のナショナルスポーツチームで漢字表記は中華台北。名称は台湾の首都台北(タイペイ)から採られており、『中華隊』の愛称で台湾人から親しまれている。
ビジネスとして未成熟な感が否めない台湾スポーツ界だが、国民的スポーツの野球はプロリーグCPBLがありWBCやプレミア12などの国際大会では存在感を示している。また、バスケットボールやサイクリングなども人気があり競技人口も多い。
"チャイニーズ・タイペイ"を名乗る理由
五輪などの国際大会へ参加する際、台湾(中華民国)は“チャイニーズ・タイペイ(中国の台北)”という名称で表記される。
これは国連から事実上追放されるなど外交的にほぼ孤立しており、北京政府(中華人民共和国)による『一つの中国』論の兼ね合いから台湾も中華民国(Republic_of_China)を名乗れないため、国際社会に参加するための妥協策として主権・国家承認問題を棚上げする目的から1989年より使用されている。
1922年に設立された中華民国オリンピック委員会が第二次世界大戦と国共内戦を経て"チャイニーズ・タイペイ"と呼称するまで、以下の名義変更が行われている。