概要
演:ロバート・ベルトラン 日本語吹替え:石塚運昇
デルタ宇宙域においてUSSヴォイジャーの副長を務める男性。
アメリカインディアンの血を引く人物でルーツを大事にしている。
元々は反カーデシアテロ組織「マキ」の指揮官だったが、乗っていた小型艦がUSSヴォイジャーと共にデルタ宇宙域へ転送されてしまった。デルタ宇宙域に着いて早々に彼の船とUSSヴォイジャーはケイゾンという種族(正確にはケイゾン人の「オーグラ」という派閥)と交戦状態に陥り、チャコティは自らの船を犠牲にしてヴォイジャーを救った。マキのクルーたちは行き場がなくなりヴォイジャーに合流し、キャスリン・ジェインウェイ艦長は空席だった副長にチャコティを任命した(本来のヴォイジャーの副長はキャビット少佐だったが、デルタ宇宙域に艦ごと放り出された際に死亡している)。
マキの元メンバーたちの中には宇宙艦隊の規則に馴染めず問題のある人物たちがいた中で、チャコティは温厚かつ高潔で人徳のある人物であり、マキに所属する前は宇宙艦隊の教官だった。
それ故に、当初はベラナ・トレスなど元マキのメンバーたちと、宇宙艦隊のクルーたちとの間に立つことが多かった。
精神面のフォローに秀でており、優秀な副長としてマキだけでなく宇宙艦隊のクルーたちやジェインウェイ艦長からの信頼を勝ち得た。後にジェインウェイ艦長とはプライベートでディナーに誘ったり、ファーストネームで呼び合ったりするほど親しい間柄になった。
物語終盤において(やや唐突に)セブン・オブ・ナインと恋仲になっている。