概要
『賭博黙示録カイジ』終盤にて、カイジがEカードで利根川幸雄に勝利後、帝愛グループ会長・兵藤和尊と行った簡単なギャンブル。考案者はカイジ。
ティッシュ箱から一旦ティッシュペーパーをすべて取り出して細かくちぎり、一枚に〇印を書いた当たりくじを作り、箱の中に入れて交互に一枚ずつ取り出していき、当たりくじを先に取った方が勝ちというシンプルなもの。ティッシュ箱は中のティッシュペーパーが落ちにくくなっているという構造からヒントを得て考え出した。
兵藤は受ける条件として、以下の3つのルールをつけ足している。
- イカサマ防止のために団子状に丸めた当たりくじは無効とする。くじを引くときには服の袖をまくり、直前に指の股を開いて互いにチェックしあう。
- 兵頭を先行とする。
- 兵藤が負けた場合カイジに1億円を支払い、カイジが負けた場合は先のEカードで得た2000万円を兵藤に払った上で、自らの片手の指4本(指1本につき2000万)を切断する。
カイジが仕掛けているはずが、兵藤の交渉術により兵藤のペースになっていく様は必見である。
ギャンブルを提案するまでは良かったが、掛け金の1億円を承諾した際に、
イカサマを仕組んでいる事を悟られる。
イカサマを知った兵藤はカイジと共に入れた当たりくじに印を付ける。
兵藤は1回目のくじを引いた際、カイジが仕込んだ当たりくじを無効化した。
カイジは兵藤に裏を突かれ、勝った2000万円と指四本を失う手痛い敗北を喫し、帰路に着く。