テストドライブアンリミテッド2
てすとどらいぶあんりみてっどつー
Eden Gamesが開発したDCGである。
島内に数多く用意されたイベントの場所に行くことでレースなどに挑戦できる。イベントのある道路を走行するとマップ画面にアイコンが表示され、アイコンを選択することで直接挑戦することもできる。イベントは、1人用のシングルプレイヤー専用のものと、オンライン用のマルチプレイヤー専用のものがある(現在は終了してる。)。
前作とは異なり、指定のレースに参加するためには各レベルに合わせたライセンスの取得が必要となっている。
主人公が購入できる家にはガレージが付いているが物件により駐車台数に限りがある。
自分の車両が事故で破損した場合は、自宅に戻るか、イベントを発生させると自動的に修復される。また、車の汚れは私邸のガレージに止めれば、自動的に洗車される。
コースの走行でタイムなどを競い、賞金を得るイベント。次の3タイプがあり、シングルプレイヤーの他、マルチプレイヤー用、クラブ用のイベントもある。
タイムアタック(シングルプレイヤー)
プレイヤーのみで一定のコースを走り抜け、タイムを競う。ループしたコースを数回周回するものもある。
なお、チャレンジによっては以下の特殊ルールが追加されていることがある。
ドライビングゲージ コースアウトや接触時に減少していき、0になってしまうとその場で強制終了(タイムアタックやレースではチャレンジ失敗、スピードはその時点でのスコアで終了)となる。またタイムアタックやレーダー式のスピードチャレンジ(1つだけ存在する)ではゲージが減少しているとゴール時のスコアにペナルティが付加される。
島にいる人々の依頼に従い特定のコースを走るイベント。全てシングルプレイヤー用。地図上では爆弾を模した絵で表示される。
代行運転
依頼人の車を修理工場などへ運転して運ぶ。そのため乗る車は固定されている。制限時間はないがDLCではある。 報酬はお金。ドライビングゲージがあり、ゲージが減るとその分到着後の報酬が減る。1度クリアすると再挑戦不可。
島には次の店舗や施設がある。店は値段が慨して高め。利用するとディスカバリーレベルが上がる。
中古車店
各島に1箇所ずつある。展示車両は頻繁に入れ替わる、イビサ島の中古車店はクラシックカーからB3クラスの車までしか売っていない、またオアフ島の中古車店はクラシックカーからA1クラスの車まで販売されていて、オアフ イビサ共通して自分の持っているライセンス以上の中古車は販売されない。
スチュワート・ウィントリー
資産家であり、テスの父。主人公の雇い主でもあり、後半になると、ドラゴンバイナルを施したSLRマクラーレン722Sロードスターやブガッティ・ヴェイロンなどに搭乗し、強敵として立ちはだかることとなる。作中太極拳を行っている描写がある。
テス・ウィントリー
ソーラークラウンという番組(イベント)レースの主催者。序盤主人公にフェラーリ・カリフォルニアを誕生日プレゼントとして与えてくれるのがこのテスである(ただし夢オチなので、実際には乗れない)。カリフォルニアの車内で居眠りしてクビになりかけた主人公をクビにしかけたが、ドライビングテクニックを見ることでソーラークラウンのレースに参加させる。しかし、当然主人公を見下しているようであり、序盤で主人公に負けた際には号泣した挙句カメラを殴り倒した。以降、父スチュワートと共に強敵として立ちはだかることとなる。 A5クラスでは専用カラーのSLK 55 AMGに乗る。
作中に登場する自動車メーカー・ブランドは次のとおり(ABC順)。
ACカーズ
アスカリ・カーズ
Eden Games
グンペルト・シュポルトヴァーゲン
ガムパート
スパイカー
本作発売から2年後の2013年、デベロッパーであるEden Gamesは当時の親会社であったATARI SAの意向でスタジオが閉鎖された。
しかし、その翌年に投資会社の支援を受けスマートフォン向けのゲームデベロッパーとして再設立された後、2017年末にSwitch用ソフトとして日本でも発売されたレーシングゲーム『ギア・クラブ アンリミテッド』を手がけている。
前作と本作の開発スタッフは後にユービーアイソフトの傘下に作られたデベロッパーであるIvory Towerへと移り、2014年にユービーアイソフトより発売されたオープンワールドレーシングゲーム『The Crew』の開発をUbisoft Reflectionsと共同で手がけている。