概要
『スーパーマリオギャラクシー』にて初登場したパックンフラワーの亜種。
名前の通り、パックンフラワーと恐竜を合わせたような姿をした生物。普段はタマゴの中に潜んでいる。
尻尾に黒い種のようなものがついており、刺激を受けると尻尾が伸びて戻っていくという謎の動きを見せる。
手が葉っぱで二足歩行、襟巻きが花などボスパックンを彷彿とさせる。その大きな口は常に唾液が糸をひいている。ダメージを与えていくと少しずつエリマキが散って、怒ると体がオレンジ色に変化する。
戦闘
最後の惑星のタマゴに降り立った際にタマゴにヒビが入り動き出す。はみ出た尻尾にスピンを当ててやるとタマゴが完全に割れ正体を現す。
マリオを見つけるとすごい勢いで追いかけてくる。マリオを見失うとキョロキョロしながら星を歩き回る。
最初のように尻尾にスピンを当ててやると何故かそれが伸び、そのままゴムのように縮む時に自分の顔にヒットしてダメージを与えられる。無理やり現実世界で例えるならゴムマリや水ヨーヨーが近い…のか??
これを3回くりかえすと倒せる。
この弱点については、『スーパーマリオくん』にてマリオが 「どんな弱点だよーっ!!」 と皆の想いを代弁したようなツッコミをしている。雑誌などの紹介記事では「尻尾の弾が弱点」と記載されてはいた。
亜種・類種
- ファイアディノパックン(Fiery Dino Piranha)
ヘルプロミネンスギャラクシーに登場するディノパックンの強化版。名前の通りこちらは体が黒と赤で統一されている。
基本的にはディノパックンと変わらないが、この亜種は火球を吐き出す他、通った後に火を残したり体が定期的に発火したりと、植物とは思えない力を持っている。体が発火している間はしっぽに当たってもダメージを受ける。スーパーマリオギャラクシーシリーズはおろか、歴代3Dマリオシリーズのボスでもかなり強い分類に入るのではないだろうか。
『1』でも『2』でも最後に戦うことになるであろう通常ボス。
- ディノパックンJr.(Peewee Piranha)
2010年発売の続編『スーパーマリオギャラクシー2』に登場するディノパックンの幼体。詳しくは該当記事を参照。
登場作品
『スーパーマリオギャラクシー』を象徴するキャラであるためか、同作初出のボスキャラクターでは唯一スーパーマリオギャラクシーシリーズ以外の外部出演作品がある。
- スーパーマリオギャラクシー
最初の星「エッグプラネットギャラクシー」のシナリオ1に通常種が、「ヘルプロミネンスギャラクシー」のシナリオ3に上記のファイアディノパックンが登場する。
いたずらコメットはエッグプラネットにレッドコメット(スピード勝負のもの)がある。
- スーパーマリオギャラクシー2
ワールド6のクッパを倒した後に行けるようになるスペシャルワールドの「キングオブキングスギャラクシー」のボスメドレーの一戦目に通常種が、ボスメドレーの最後にファイアディノパックンが登場する。相変わらず強く、いたずら彗星の場合だと制限時間があるためかなりの苦戦を強いられることになる。コイツで20秒を切れるかどうかが鍵。
ドリーム競技「ドリームスペースフライト」のボスとして登場。通常種ではあるが、怒った後には火球を吐き出してくるなどファイアディノパックンを思わせる攻撃をしてくる。
ちなみに、当時は『スーパーマリオギャラクシー2』が発売されていたため、出発地点は「空島ギャラクシー」なのに戦うのが「エッグプラネットギャラクシー」のコイツというチグハグな現象が起きている。
余談
マリオパーティシリーズには「ジュラシックパックン」というゲームがあり、『スーパーマリオくん』ではピーチのバースデーケーキでミニゲームのパックンがボスとして登場。スターを奪うべく襲い掛かるがクッパのミスで頭だけが巨大化してしまい逆に玉乗りの要領でスターを乗せられてしまった。
このパックンはそのミニゲームの設定を公式が再利用したのかもしれない。
関連タグ
スーパーマリオギャラクシー パックンフラワー ディノパックンJr. ボスパックン
ガブリュウ…同シリーズに登場し、通常種と炎をまとう亜種が存在する。