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トム・カザンスキー

あいすまん

トム・カザンスキーは、トップガンのキャラクターである(画像左側の男性)。コールサインは、『アイスマン』。
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演:ヴァル・キルマー

日本語吹替:谷口節(フジテレビ版)、桐本拓哉(日本テレビ版)、森川智之(ソフト版)、東地宏樹(テレビ東京版、『マーヴェリック』)

概要編集

トップガン』シリーズの登場キャラクター。

本名はトム・カザンスキー(Tom "Iceman" Kasansky)で、コールサインはアイスマン。アメリカ海軍に所属するF-14アビエイター


活躍編集

トップガン』(1986年)編集

MAV左オンリー


主人公、ピート・ミッチェル(マーヴェリック)の同期として、トップガンに入学(階級は大尉)。


破天荒且つ型破りなマーヴェリックとは対照的に、氷の様に冷静でミスを犯さない優等生的なアビエイターとして周囲からは一目置かれていた。


RIO(レーダー士官)は、ロン・カーナー中尉(スライダー)とペアを組み、マーヴェリック及びグースのペアとトップを争っていた。実際の所、訓練中のルールを度々破り、減点されがちな次点のマーヴェリックに対し、その優秀さからトップに躍り出ていた。


マーヴェリックとはお互い自信家故にライバル視しており、何かと噛み付き合っている。しかしある時、マーヴェリックとウイングマンを組んだ訓練中にマーヴェリック機がアイスマン機に近づきすぎたことでジェット後流に巻き込まれてサージングが発生。エンジンが停止し、機体は回復不可能なフラットスピンを起こして失速。緊急脱出を行うものの、その時の事故によって彼の相棒のグースが死亡する。


その際は、事故の件を責めず、相棒を失った彼を気に掛ける様子を見せた。


その後、トップガンの卒業式が執り行われるが、その直後インド洋で航行不能となり、領海侵入を行ってしまった僚艦の救援要請が入り、急遽任務に赴くことに。


自身は同期であるリック・ネヴン大尉(ハリウッド)をウイングマンとして、マーヴェリックを待機の援護機として組み、第2区域に出撃する。


出撃先で会敵し、戦闘状態に入るが、敵機は6機と3倍もの数で出向いており、ハリウッドは早々に撃墜され、マーヴェリックが急行するまで単機で6機もの相手をする羽目になる。


しかし、間に合ったマーヴェリックと共に奮戦し、自身も1機撃墜する活躍を見せる。


空母に帰投後、立ち直ったマーヴェリックに「いつでも僚機にしてやる」、「俺の台詞だ」と双方減らず口を叩きながら、わだかまりを解消し、お互いに認め合う関係となる。


トップガン マーヴェリック』(2022年)編集

俺の僚機だが何か【アイマヴェらくがき】


前作より36年が経ち、問題行動を重ねて大佐止まりのマーヴェリックとは違い、その優秀さから太平洋艦隊司令官を務める海軍大将まで登り詰めているが(加えて、サラという女性と結婚し、家庭も設けている)、明確な時期は不明ながら、現場主義で未だ戦闘機に乗り続けるマーヴェリックに対して自身はアビエイターとしては引退している(但し、元空自のアグレッサーパイロットである前川宗氏曰く、戦闘機パイロットは大体40代で引退するとの事なので、60代で飛び続けてるマーヴェリックがイレギュラーなだけとも言えるが)。


いがみ合ってた前作から、互いに死線を潜り抜けた事でマーヴェリックとは文字通り戦友とも言える関係性になっている。


また、36年間変わらず問題行動を起こすマーヴェリックを海軍に必要な存在と考え、進んで尻拭いをする等、アビエイターとして海軍内で疎まれ、居場所を無くしつつある彼の良き理解者ともなっている。


物語序盤、ダークスターのテストパイロットを降ろされたマーヴェリックをトップガンの教官としてサイクロンに推薦する。


一方、病を患い、話す事も困難になったり、余命宣告を受ける等で、軍人としても隠居状態にある中、嘗ての相棒、グースの息子であるルースターとの関係や教範に忠実な余り、ミッションで命を落とし兼ねない彼のパイロットとしての姿勢に悩むマーヴェリックに海軍やルースターには「お前が必要だ」と説き、そのために自分はマーヴェリックを推したと激励し、最後まで彼を支える。また、最後に「どっちが良いパイロットだ?お前か俺か」と36年前にライバル同士だった者として、最後の軽口を叩き、和み合った。


その後、物語中盤で病没。太平洋艦隊司令官を務めた海軍軍人ともあり、海軍を挙げて葬式が執り行われる中、マーヴェリック自身、海軍内でも自分が浮いている事に流石に疎外感を感じており、今海軍に残る理由に自分を庇ってくれてきたアイスマンを挙げる等、長年自分を支えてくれた彼には深く感謝していた。葬式の中、彼の棺桶を前にウィングマークを叩き付け、涙をのんで戦友を敬礼と共に送り出す。


関連タグ編集

トップガン 映画 ヴァル・キルマー トム・クルーズ

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