キャラクター像
『トリフィドの日』に登場する肉食植物トリフィドが元ネタ。LoVにおいては人間の女性に似た上半身がある。
人型の部分は一般的な女性の体型だが、植物部分が大きいため体長は2.2メートル、体重は90キロある。
初代に登場したドライアードをアレンジしたような姿である。スターターパックに収録され、Ⅱの遊び方ガイドにも登場した。
その誕生には人間が関与したとも言われ、人間並みの知能を備えており、生物の体液を食糧とする。
複数個体が存在し、Ⅲのカード裏によると「旧ロンドン栽培場」に同族が群生しているらしい。
元ネタ同様良質な植物油が採れるようである。
休眠についていたが、隕石のように落ちていく赤い星々(アルカナ)の光の影響で目覚めだしてしまう。
赤い星を集めたものに全てを捧げるといい、自分達と自分達が平らげたもの(餌にされた生物の死体だろうか)を
受け取るように「紅蓮の王」に要請する。カード裏には目的地:ワイト島とあり、
元ネタのSF小説において人類がトリフィドを駆逐し、文明を再出発させる場とした実在の島と同名である。
アケローン大陸のある世界に同名の島があるのか、彼女が異世界のイギリスにある島に行きたいのかははっきりしない。
Ⅲにおいては一個体「ラミリィ」が登場する。身長・体重・容姿はⅡに登場した個体と同じである。
彼女は生物の体液の中でも腐食したものを好むようである。
Ⅲのカード裏によると、「赤い星が流れ去ってしまったあの日」に「教団」という組織の手で彼女たちは休眠状態にされ、
目覚めた時、干からびた「人間の雌」の遺体がラミリィの目の前にあったという。
「人間の雌」は自分を守っていたと察した彼女は、その人物のことを忘れないために
遺体の胸に書かれた(研究員の名札もしくはネームプレートだろうか)ラミリィという名前を名乗ることにしたという。
性能
Ⅱにおいてはver2.0から登場。15コスト(最大30)の中型使い魔で、範囲内の敵全員に闇属性弱点を付加する特殊技「腐食油」を持っていた。
Ⅲにおいてはver3.0から登場。カード裏でみせた義理堅い一面からかタイプは「英雄」となっている。
10コスト(最大90)で攻撃力10、防御力5の小粒の使い魔だがアビリティの「タイプサポートD」により、
同じ「英雄」タイプの他の使い魔の防御力を5上昇させることができる。
Ⅱの時と違い特殊技は持っていない。