前後のストーリー
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人造巨龍ガワン | 今回 | 大倒壊 |
ストーリー
パトロールから帰る途中、ダンプソンは信号が点滅する中、急いで横断歩道を渡る君塚綾子を発見し注意する。だが、反省するどこか綾子は強引にパワージョーに乗り込み署まで送らせる。そして綾子はダンプソンにさっきの信号無視の件を注意されても全く応じず、勇太に取材を持ち込み勝手にそれを始める始末。一方、ドインクは部下のピエーロと共に「トレンドの素々」という特殊ガスを町に散布し、町の人々にツルツルかつらをつけるよう流行らせた。
翌日ダンプソンは綾子に昨日の行動の様子から取材を中止するよう訴え、綾子も渋々それに応じる。だが、そこにツルツルかつらをつけた勇太がやってきて、ダンプソンは驚くが、綾子から今これが流行ってると聞かされダンプソンは更に戸惑ってしまう。そしてあずきやくるみ、冴島十三までもがツルツルかつらをつけるようになってしまい、更には鼻付きメガネもかけるようになり、トレンドの素々の効果は更にパワーアップする。
一方綾子は勇太の取材を進めるが、同行していたダンプソンが警察官は常に冷静であるべきで、ふざけないでくださいと、勇太の鼻付きメガネを没収し壊したため、勇太と口論になる。その後、ダンプソンは綾子を送り届けるが、勇太に愛想が尽きたとこぼしたために、今度は自分が取材されることになってしまい、「人間はどうして流行などに...」と疑問に思う中、なぜ綾子だけがかつらやメガネを着用しないのかに気づく。
そして今度は町で全身タイツが流行り始め、人々はこれを互いに奪い合い、挙句の果てには全身タイツの窃盗犯まで出る展開になってしまった。だが、デッカードとダンプソンが最近おかしなものばかり流行ることに疑問に思ったことで捜査が開始されるも、捜査の前にダンプソンが勇太の全身タイツを脱がせようとしたことでまた勇太と口論になり、別々に捜査することになる。
その後、ブレイブポリスや流行から解けた勇太がドインクとピエーロのアジトの天文台にやって来ると、勇太は排気口から放出された「五月病の素々」を吸って怠け者になってしまい、ドインクとピエーロもピエロボに乗って彼らの前に姿を現し、勇太を人質に取ってブレイブポリスには互いに戦い合って自滅しろと命じる。
しかし、ブレイブポリスが乱闘を始めようとすると、そこに綾子に背中を押されたダンプソンが駆けつけ、勇太を救出。そして勇太はダンプソンと綾子から心を強くする闘魂を持つよう言われ、元に戻ったため、ジェイデッカーが完成してしまう。戦闘になりピエロボは銃を乱射するが、これによりダンプソンに「即効性良い子ちゃんの原液」をかけられたことで、ピエロボの動きが止まった隙にジェイデッカーに止めを刺され、ドインクとピエーロも真人間になり逮捕された。
翌日、パトロール中にダンプソンは皆が綾子のように強い心を持っていればあのよなことにはならなかったのにと昨日の事件を振り返るが、そんな中また信号が点滅する中、急いで横断歩道を渡る女性を発見し注意する。しかしその女性は鼻付きメガネをかけた綾子で、会社まで送るよう頼んできた。更に今鼻付きメガネをかけて、昨日かけていなかったのは、普通の人より流行に鈍かったからと聞かされダンプソンは愕然とするが、信号が青になったので何だかんだで綾子を送り届けるのだった。