プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するムーンキャンサーのサーヴァント。
奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』において登場する。
エジソンが宇宙開発都市ムーン・ドバイを舞台とした「人類滅亡ラスボス決定戦」参加にあたり、主催者のBBドバイによってクラスチェンジした姿。人類滅亡の原因を「人類総機械化」と主張しており、自身の支配エリアに「アルバトロン社」なる企業を主体とした機械化帝国を築いている。
作中では基本立ち絵のみのNPCであり、霊衣は未実装。敵としてバトルする機会はあるが、この時はマシンに乗っているという事で、エウロペの宝具であるタロスのグラフィックを流用している。
物語中盤からは自身も望まぬ方向性に抗争が激化した事で、カルデア陣営にバックアップをする形で協力を始めた。そして終盤では、BBドバイとの対決の際に起死回生の一手を打つことになる。
人物
格好はより派手となったが、良くも悪くも精力的で大人げない敏腕社長ぶりや、大量生産へのこだわり、テスラへの対抗心、直流電流への情熱など、基本的には元のエジソンと大差ない性格。
その一方でムーンキャンサーになった事で、死や隣人との別れについて、激しい怒りを持つようになった。がむしゃらに未来へ向けて邁進していた全盛期の時より、先立った妻など過去を求めてテスラに叱責された晩年に近い精神性になっており、異霊(オルタ)とされたのもこれが原因か。
BBドバイの誘いに乗ったのも、彼が不老不死を求めたため。ムーン・ドバイの「AIになれば事実上不死でいられる」という在り方に感銘を受けており、そこに住まうAI達の保全を第一とする。
現世にいる者は屈強な機械の兵士となり、惑星規模のフルオートメーション工場を建造、地球人類は宇宙に『商品を無料で送りける』フレンドリーな知性体として認知されており「人類は死後の世界で滅亡する前までの人類史の中で生き続ける」リメンバー計画という抱負を打ち立てる。バーソロミューは、霊界通信ならぬ霊界映画と称した。生前の最終目標が別の形で叶ったと言えるか。
アルバトロン社
エリアIにあるエジソン・オルタの会社。
様々な兵器や機器を生産しており、掘削機や鎮圧兵器、時空間貫通弾頭などが登場している。オールド・ドバイ郊外の砂漠地帯にはアルバトロン製環境破壊重機というサンドワームが出現し、AI達は日々砂上船に乗って狩っている。主人公も滞在中はサンドワーム狩りに勤しんでおり、サーヴァントが調査に行ってる間サンドワームを狩ってると返答するなど、最早生活の一部となっている。
大変物騒だが、エリアAに海が現れた際、社員旅行に赴くなど割とホワイトな模様。
- アルバトロン社社訓
『人間もどきの第二世代、第三世代を排斥せよ!』
『人類はすべてワークマシンに換装せよ!』
『人類はただ無心でマテリアルを製作し!』
『人類はただ無心で他星系の文明に奉仕をし!』
『この惑星から、戦争の痕跡を消去する!』
能力
ムーンキャンサー及びオルタへの変化に加え、千年後の未来技術も我が物として学習した結果、従来より更に尖った方向性へ躍進を果たした。現代では回復不可能とされたパッションリップの圧縮を受けても、独力で解凍プログラムを開発し自力で脱出したほど(内部時間で1年掛かったが)。
また、ドバイのムーンキャンサー共通の特典として、縁深い英霊を一騎だけ援軍として喚ぶ事が可能。彼の場合、勿論筆頭はあの忌々しい天才となるが、本人のプライドの関係上、やるとすればそれは「最後の手段」となる。そして援軍として呼んでもいつも通りの張り合いになったのだった。
関連人物
アルバトロン社に訪問してきた客。自身との会話で、彼女はビーストとして完全覚醒してしまった。その一方で、終盤においては究極体になった彼女を逆転の一手とするためワームホールを開いた。
ベン将軍、ボリヤー少佐、オカベ君
アルバトロン社で働く部下達。当然ながら、ムーン・ドバイの住民なのでAIである。
最後の「オカベ」の名前の由来は、史実における助手である「岡部芳郎」と思しい。
よその住民に横暴な政策を働いた事で「いい歳こいてそんなサングラスを!」と久々にキレッキレな彼女に叱責された。直接関係のない見た目に怒りをぶつけた事から相当キレていたのが分かる。