プロフィール
真名 | スペース・エレシュキガル |
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クラス | ビースト |
性別 | 女性 |
身長 | 159cm |
体重 | ??kg |
出典 | 古代メソポタミア神話 |
地域 | サーヴァント・ユニヴァース、メソポタミア |
属性 | 混沌・善・獣 |
好きなもの | 戦い、敗者 |
嫌いなもの | 太陽 |
ILLUST | 森井しづき |
CV | 植田佳奈 |
サーヴァント・ユニヴァースにおける人類悪の一つ。
その悪はいずれ汎人類史でも到達する可能性があり、同時にエレシュキガルの末路を示している。
概要
水着エレシュキガルの第三再臨の名称。第一・第二再臨では別存在として分かれ気味だった二つの女神がより深く融合しており、従来のビーストの在り方にも囚われない更なる進化を果たした姿。
物語中盤でカルデアに討たれた彼女だったが、最終決戦にて奇跡の復活を果たし、参戦した。
人物
ビーストになった事に戸惑わず、甘さを良しとし、宙の女神として気持ちを新たにしたエレシュキガルと言える姿。汎人類史のエレシュキガルとユニヴァースのエレシュキガルが融合した事で互いの欠点を自覚し、弱さを認め愛する事で、地底であっても眩しく輝く純白の似合うお嬢様となった。
あくまでベースは汎人類史側のエレシュキガルであり、発端のアンキ・エレシュキガル側は既にユニヴァースに去ったが、そのビースト因子は「保存側の獣」として、融合・安定しているという。
外向的・能動的。しかして気軽に、華麗に、そして自由に。自身の役割を卑下せず、自分の考えに自信を持ち、素直な気持ちを隠さない。ビーストを『正しい』とは決して言わないが、ビーストである自分を『悪』とは考えない。むしろ人類もビーストも私が正しく冥府に送る、と華麗に言い放つスーパー女神。それがスペース・エレシュキガルである。人間性の薄いライバルとは正反対である。
口調は通常のエレシュキガルのものだが、ネガティヴな発言はせず、ポジティヴで優雅な言動をするようになる。「~なのだわ」もここで復活。『この娘、自分の人生楽しんでる!」感がすごい。
能力
ビーストの完全形態という事もあって、攻撃方法が非常に豪華になっている。
モーション中では、2本の戦斧を射出したり十字に両断する、双剣で空間ごと千切りにする、連結させた双刃レーザーブレードで斬り裂く、手から七色の波動を放射する、地面から冥界の怨念を放出する、念力で遠方から捻り潰す、全身からエフェクトと共に高濃度の神気を放出するなどする。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | A | C | A | A | D | EX |
保有スキル
獣の権能(E−) | 『対人類』、とも呼ばれるスキル。しかし、肉体の活動限界が死に繋がる人類(つまり地球人類)にはほぼ効果はない。霊基によって活動する人類(サーヴァント)に対してはA+となる。アンキ・エレシュキガルの手で消滅したサーヴァントは蒼輝銀河内でのリポップはできず、冥界に囚われる。 |
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単独顕現(E−) | 単体で現世に現れるスキル。ビーストであれば必ず持つスキルだが、そもそも活動範囲が『冥界』であるアンキ・エレシュキガルは、物質世界に自ら現れる事を良しとしない。そのため最低ランクである。即死無効はないが、その代わりにスタン耐性を持つ。 |
ネガ・スペース(EX) | 生者による宇宙の航行・発展・開拓・生活に対して、絶対的な破壊力を有する。絶対的、というのは「絶対に邪魔してやる」というビッグバン並のモチベーションであり、このモチベーションによってアンキ・エレシュキガルは無限の魔力を獲得する。別名、『銀河破壊やる気スイッチ』。サーヴァント・ユニヴァースにおいて、アンキ・エレシュキガルの目の届く範囲には『宇宙に出る事のできる惑星国家』は存在しない。蒼輝銀河において、彼女のいる宙域は『暗黒の宇宙域』とされている。※『FGO』世界ではなんの効果もない。 |
対魔術(EX) | ほぼすべての魔術を無効化し、『規格外』とされる魔術にも対応する驚異のスキル。アンキ・エレシュキガルの重力圏の前では、『文明によって成立する術式』は編まれた紐が解けていくが如く、崩壊する。魔力のみをぶつける単純な攻撃は通用する。 |
女神の神核(E−) | 生まれながらに完成した女神であることを現すスキル。精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。スペース・イシュタルとは違い、エレシュキガルには類似する女神がいないためランクは最下位になっている。 |
空間保存(A) | 『陣地作成』が変化したもの。空間そのものを切り取り、保存し、運営する原始女神の権能。別の原始女神も持つかは不明。 |
ゴッデス・シュガー(A) | 陰気な冥界の空気は深淵に置いてきた。本人曰く「大丈夫、サマー・リゾートには憧れていたもの。冥界の女主人であっても、みんなに笑顔と興奮を振りまく事だってできる! はず!」初めてのサマー・リゾートを成功させるため、普段以上に張りきるエレシュキガルなのだった。パーティ全体への強力な攻撃バフとNP配布と即死耐性を付与するが、なぜかみんな毒状態になる。砂糖も摂り過ぎると体に悪いんだよエレちゃん。 |
ビースト・ドライバー(B) | 獣と共に生命を刈り取るもの。あるいは、獣を狩り取るもの。『宇宙の死』を象徴する暗黒のドレスは、人類悪である事の証明である。……と、本人は主張している。超強力な単独戦闘バフ。 |
ミッシング・スターリング(EX) | あるはずのない大王冠。本来エレシュキガルには与えられなかった王冠は、ビーストの角としてその頭部に現れた。神霊系サーヴァントが稀に持つ『女神変生』のユニヴァース版。 |
II(EX) | インフィニティ・インジケーター。サーヴァントとして召喚された際、スキル『ネガ・スペース』はこのように変化する。召喚者がある特定の行動をする度に、スペース・エレシュキガルの性能は上がっていく。そう。『人類の繁栄を邪魔してやるモチベーション』が『マスター好感度システム』に変化したのである。好感度はバトルごとにリセットされる。何度でも恋愛体験が味わえるシステム。 |
宝具
終局宇宙に閃く獣冠(エディン・シュグラ・コラプサー)
- ランク:EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:計測不能
- 最大捕捉:1人と、その他大勢
「もう、クセになっちゃった?」
「ほら、こっちこっち!輝く海、流星の穂(ほ)、思い出は宝石に!受け取って!『終局宇宙に閃く獣冠(エディン・シュグラ・コラプサー)』!!――うっふふ、大事な王冠、見せちゃった。」
原始宇宙で生まれ、終局宇宙まであり続ける事を決定されている『冥界の女神』――その高次元の魂を開封し、過去から未来への航路を開く対人類/対ビースト調教宝具。開かれた航路は宇宙の終わりに向かって伸びた歪曲空間であり、人類が終局に至るまでの歴史が光子情報となって流れている。この流れに逆らって進む事はできず、流れに身を任せて生き延びる事もできない。宝具が展開された時、近くにいた敵はそれに巻き込まれて死ぬ事になる。→もしかして:ブラックホール。
この航路の中で『光り輝く終局』に辿り着けるのは、アンキ・エレシュキガルの導き(ナビ)を受ける者だけである。→もしかして:マスター。エレちゃん大勝利とでも言うべき宝具である。
バトル中に上昇した好感度によって宝具威力、宝具のラストカットが変化するファビュラスでゴージャスな宝具。またオーバーチャージごとに好感度もあがる。そして、ラストの表情も変わる。
星剣のエピタフ
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
ビルよりも巨大な大剣。墓碑銘(エピタフ)。
アンキ・エレシュキガルはそれを超高速で投射する。
関連人物
契約したマスター。宝具で分かる通り彼/彼女への愛は無限大と言っても過言ではない。
タイムパラドックス系の攻撃をしてくる敵からも自分の宇宙で守ってみせると豪語する。
対となる関係の原始女神。今のようになった経緯は自分よりスペクタクルだとジェラシー気味。また他にもう一柱ぐらい出てきそうと、嫌な予感も抱いている。まさかこれだったりしないか……
奏章Ⅲで敵対関係にあった地球の頭脳体。お姫様同士話が合いそうと称している。
ただ「上品で優雅で格闘もできるからお姫様属性」という若干ズレた基準だが。
インフレかつぶっとんだ出自には流石に冗談と疑い、本当だと悟ると慄いた。
ユニヴァース世界出身の彼女からもそう言わしめるとは、流石ORTの心臓……
奏章Ⅲで敵対関係にあったビースト仲間。個人の欲望だけで星を喰らって宇宙に進出する様を「スターイーター」と称しており、ムーンキャンサーの名にふさわしいのは、あの女だけと戦慄した。
メソポタミア出身のビースト仲間。他のビースト達より角が小さい事を気にしていたエレシュキガルに対して「銀河のように素敵な角」だと誉めており、大事なのはバランスだと立ち直らせた。
奏章Ⅲで敵対し、後に共闘したユニヴァース出身仲間。汎人類史やパラレルの時間軸がかけ合わさった様に困惑しているが、宝具(恐らく「カルヴァリアの星」の方)の使い方を学びたがった。