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概要編集

第2プラント「トランスヴァール」が開発製造したVR

別名:工業用重機……もとい「超重装甲突撃型機体」。


かつて第3プラント「ムーニー・バレー」が開発した、第1世代の完成機として名高い性能を持つも、なぜか全く売れなかった悲劇の機体「ドルカス」を模倣して作られた重戦闘VR。

ドルカスの「重装甲での殴り合い」の戦法を特化させたような機体であり、遠距離よりも近距離戦に重きを置いている。

金床のような重厚なボディから腕代わりに万力とドリルが生えているような外見が特徴。

外見通り装甲は非常に厚く、万力型の右腕は火炎弾を放つクローランチャー、ドリルそのものの左腕は突き出しながらの突進が強力な格闘武器であり、左右どちらも腕ごと射出して相手に撃ち込むことが可能。

頭部の辺りにはリング状のエネルギー弾やCDのようなエネルギー壁を発する「Vハリケーン」も装備する。

特にその装甲強度は凄まじく、一般的なVRなら蒸発するレベルとまで言われるライデンのレーザー砲「バイナリーロータス」の最大出力攻撃にも耐えうる。


これらの武装は限定戦争におけるゲリラ戦で活用されたが、中でもVCa3年の「サイクリック・ハープーン」戦役では、巨体を塹壕に隠して待ち伏せし、重装甲と突撃能力で敵部隊を蹂躙するという戦法で大きな戦果を上げた。


後に、VOXシリーズにコンセプトが組み込まれ、同様のドリル&クロー武装を持つ重機体「VOXボブ1号&2号」の母体となった…と言われていたが「電脳戦機バーチャロンフォースXbox360版公式ホームページ」の解説では「直接の関係は無い」とされている。

もっとも、これは世界観上の話で「ゲーム開発上では大いに関係有り」という間柄にあり、攻撃モーションや武装システムの流用が多くみられる。

後に「第2プラントの一部スタッフがVOXシリーズ開発元である第3プラントに亡命したことで、VOX系列機に技術供与がなされた」という間接的な関係があるとされたが、これは「直接の関係は無い」という記述を深読みして一部のサイトに書かれたファン解釈の産物で、公式なものではない。


アクション編集

コンセプト的前身と言えるドルカスは低重心重装甲で可動部の少ないスライド走行、腕と一体化した武器によるコンパクトな打撃など、良く言えば質実剛健、悪く言えば娯楽興行としての限定戦争において人型ロボットとしてのダイナミックさに欠ける所があったが、ドルドレイはそこを省みてかコミカルなアクションも特徴。

ずんぐりした体型でありながら、高速でんぐり返ししながらのカタパルト発進にはじまり、猛スピードでの突撃、火炎放射などに加えて、特殊入力技の一つとして巨大化まで可能。色々な意味でゲームを盛り上げるのに一役買っていた。


関連タグ編集

電脳戦機バーチャロン

ドルカス…先代機。一部特殊技にメガスピン系のアクションが引き継がれている。

VOX…VOXボブにコンセプトが引き継がれている。



カニ…その見た目やアクションから、これに例えるチャロナーも多い。※ 実はこのツイートから「公式にカニ扱い」されている事が判明している。



ギガントドリラー…まったく別作品の特撮ロボット。しかし「クロニクル20」で山下靖マーケティング担当が「バーチャロンの特撮版企画(!?)」が存在していたと語っていたことや、腕にドリルという点であれこれ連想するファンもいるとか。

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