「……うす」
概要
アスラ王国黄金騎士団の騎士。シャンドルの部下にして弟子。北神流の使い手だが、剣術が発達した作中世界では珍しい斧戦士。
元々王都の中級市民街と下級市民街の間の門を守る兵士だったが、シャンドルに才能を見出されて騎士になった。
容姿
どこか朴訥とした顔つきに横幅の広い大柄な体格。いつの間にか居なくなっても気づかないなど影が薄いが、一度認識すると存在感がある。他者には気は優しくて力持ちと言った印象を与える。
人物像
無口で頭を使うのは苦手だが、温厚で人好きのする心優しい純朴な性格。責任感が強く、自分の役目に対して真面目に取り組むが、言われたことを愚直にこなそうとして、融通の利かないところがある。
門番の仕事でも自分が信頼した相手以外には代わりを任せようとせずに休みなく門を守ったりしている。
ネタバレ
以下ネタバレ注意。
実は剣術流派北神流において北神に次ぐ階位の北帝の称号を持つ実力者。
シャンドルが才能を見出したというのも、通行許可書を持たずに門を強行突破しようとするシャンドルの攻撃を何度も喰らっても門を守り抜いたという話。
戦闘能力
産まれつき頑強な身体を持ち、特に剣術などの戦闘技術を学んだわけでもないのも関わらず5歳のときに自分と妹を襲った狼ほどの大きさの魔物を牧割り斧で倒し、10歳の時には村を襲った魔物の大群を木こり斧で50や100体も倒すほどの才能の持ち主。
シャンドルの弟子になってからは北神流を学び、数年で北帝までなった。
地竜を一撃で倒す攻撃力に、鬼神マルタや闘神バーディガーディの攻撃を何度も喰らっても立ち上がる頑強さで、決戦編では神子のザノバと共に盾役を務めた。