概要
CV:家中宏
レジェンドワールドのモンスターで、髭を蓄えた老紳士のような出で立ちをしている。
モチーフはおそらく吸血鬼ドラキュラ伯爵。また、名前の「ドーン(Dawn)」は英語で「夜明け」「暁」を意味する。
一人称は「我が輩」。その他「しょ~~~ねん(少年)」など、独特のイントネーションを用いることも。また太陽が極端に苦手であり、日光だけでなく太陽を模したイラストの類を見ただけで「ドーン!」の断末魔とともに灰になる…が、すぐに自身の棺桶から復活する。こうした体質のため、日中の屋外活動時は日傘を差している。
モンスターではあるが自身もファイターであり、コアガジェットは杖型。使用デッキは「ドーン正規軍」。
バディポリスとは予てより縁深いモンスターであり、司令官のコマンダーIとは犬猿の仲だが強く信頼している。当初は子供である牙王に任務を任せざるを得ないBPの体たらくを嘲笑しに姿を現すが、牙王が百鬼たちと闘う姿をみて、彼が優秀な人材であることを認め謝罪し、考えを改めている。
以降は一人のバディポリス隊員として活動し、牙王とその仲間たちを集い「バディポリス・ユース」の隊長となる。
本来の名前は「七角地王(ななかくちおう)ドーン伯爵」。
かつて大魍魎ヤミゲドウを封印した角王の一人であることが発覚する。
当初はその正体を隠していたが、先代五角竜王がヤミゲドウに捕食されたことを機に角王の存在について言及した。以降は他の角王を再結集するべくユース及びBPの指揮を執る。
角王たちの中でも当時から司令塔的な存在であったらしく、ヤミゲドウの封印からしばらく後に誕生した人間の「淵神一族」にヤミゲドウを監視させる役目を与え、長年彼らを見守り続けていた形跡もある。
ちなみに「角王」なのにツノ(角)が生えていないことを指摘されるが、本人によると髪のハネと触覚、口髭・顎髭の先を合わせて7本角であるとのこと…なんというこじつけ。
富士宮風音との関係
バディポリス設立後、伯爵はその正体を隠し富士宮大地という隊員(富士宮風音の父親)のバディとなり活動するが、大地は4年前の大災害で大怪我を負い殉職。側にいたにもかかわらず朝日に邪魔され大地を救えなかったことを悔やんでおり、以来、彼の妻子を陰ながら見守り続けている。
一人娘の風音は当時、父の死に対するショックで塞ぎこんでしまっていたが、伯爵が父親の遺言を伝えるという名目で手紙を送って励まされたことで立ち直り、遺言に従い「友達を100人作る」ことを目標にする明るい少女へと成長する。それから数年後、牙王の計らいで彼が風音と対戦するデッキのカードとして組み込まれる形で初めて対面を果たす。対戦後、風音から記念すべき「100人目の友達」になってほしいと申し込まれ、感涙しながらそれに承諾した。
その後、ヤミゲドウとの最終決戦を前にシェルターに避難する富士宮母子を訪ねるが、突然風音から自身も戦いに参加させるように申し出される。亡き戦友の大事な娘を危険に晒せないと猛反対するが、彼女のバディのブレイドウイングフェニックスからも懇願され、改めて風音のバディとして彼女を守ることを固く誓う。
なお、大地の妻・光代とは面識があるようで、親しげに「ドンちゃん」と呼ばれている。
風音からも、バディとなって早々に「パラソルさん」という珍妙なアダ名を付けられてしまう…なんという親子。
使用デッキ
ドーン正規軍
暁に映えよ、正義の使者。ルミナイズ!ドーン正規軍!
レジェンドワールドのデッキ。バディはドーン伯爵本人。