概要
聖剣伝説シリーズに登場する猫のような兎のような亜人の商人。
シリーズ毎に微妙に役割が異なるが、基本的にはがめつい商売人として登場する。
シリーズごとのニキータ
聖剣伝説2
初登場作。
自身の持つ店の他に各地に出没しており、アイテムを売ってくれるが通常のお店の倍の値段で商品を売り付けてくる、ぼったくり商人である。
しかし、彼からしか買えないアイテムもあり、特に終盤では敵の攻撃力がこちらを瞬殺してくるほど高い為、彼の売る防具が重要となってくる。
聖剣伝説3
左側のネコ。
砂の要塞ナバールの盗賊団の一員として登場。
かつては商人で恋人もいたが、自由な生き方に憧れて盗賊となり恋人とも別れている。
ホークアイ(イラスト右側)を兄貴と慕っており、彼が仲間殺しの罪をきせられて牢獄に入れられた時には無実を信じて救出してくれる。
本作では盗賊となっており、アイテムを売ってくれるわけではないが、他のシリーズのニキータと比べてまともな性格となっている。
聖剣伝説 LEGEND of MANA
先祖代々、街を巡って商売を続けてきた商人。
"金の亡者"というべきがめつさを持ち、お礼と称してアイテムを売りつけてくる事も。
また、戦闘にも参加し、その巨体を生かした体術で戦う。
同作ではキャラクターデザインがメイン画のようなウサギネコの獣人に変更された。
上記の聖剣伝説2のリメイク版のニキータの店には絵か写真かは不明だが、カウンターにLOM以降のウサギネコバージョンのニキータが映っている(小さすぎてわかりづらいが兎耳ぽいものが見えるため間違いないと思われる)。
新約聖剣伝説
上記のLOMと同じ姿で登場。
こちらも主人公に強制的にポポイの落書き帳やサボテンのもとを売りつけてくる。
その後は各地に出没して普通にアイテムを売る他、条件を満たせば強力な武器防具を作れる主原料やここでしか買えないアクセサリーを売ってくれる。
聖剣伝説DS CHILDREN of MANA
個人名ではなく、種族名として登場。
ワンダラー
CV:津田健次郎
主人公の一人として登場。
商人が多いニキータ族では珍しい放浪癖のある風来坊。
義理人情に厚く、宵越しの金は持たない主義。
ミリオネア
元はウェンデルの国王だったが、大災厄で全財産を失ってしまった。
イルージャに移った後は雑貨屋を営み、アイテムの売買を行う。
聖剣伝説 RISE of MANA
くじびき屋(いわゆるガチャ)を営んでいる。
また、CoMのワンダラーが降臨ボスおよび魔ペットとしても登場した。
聖剣伝説 ECHOES of MANA
ニキータ・ザ・キャット
CV:吉野裕行
よく回る口で客を言いくるめ、ペテンまがいのやり方で物を売りつける流浪の商売人。
LOMのニキータやCoMのワンダラーもプレイアブルキャラとして登場する。
聖剣伝説 VISONS of MANA
CV:神奈延年
世界一の大都市エリスタニアに「ニキータ商店」を構える豪商。
「ニキータコイン」とアイテムを交換してくれる。
一代で財を成したエリスタニア随一の商人にして富豪でもあり、広い知見を持つことからエリスタニア王家からの信頼も篤く、御意見番として政治にも口を出せる立場で、改革派の女王パルミナとも懇意。その為保守派のプサル大臣や貴族たちからは疎まれている。
篤志家でもあり、各地の孤児を引き取り面倒を見ている。「エテラナの悲劇」で孤児となったモートレアを引き取り育てた他、孤児だったマドレーヌ・フランソワーズ・クリスティーヌ三姉妹を商魂逞しい商人に育てている。
彼ら養子たちからは実父同然に慕われており、とある事件で傷心にあったヴァルを叱咤激励する一面も。
総じて、シリーズの中で最も出世し、尚且つ屈指の人格者として描かれたニキータである。