概要
アフリカ・タンザニアマンダ層で産出した、三畳紀の恐竜形類と推測されている爬虫類の1種である。
化石自体は1930年代に発見されていたが、正式な命名は2013年と比較的最近。
生息時代は三畳紀の半ばごろとされており、これまで最古の恐竜は三畳紀後期のブラジル、アルゼンチンのみでの発見だったが、これを機に恐竜は三畳紀後期に現在の南米で誕生したという説に疑問をもたらすこととなった。
現在は恐竜形類に分類されているが、ピサノサウルスなどが鳥盤類から外され、代わりにアシリサウルスなどが鳥盤類に入るという見解が示されたことで、ニャササウルスも鳥盤類に入るのではという意見が示されるようになった。