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ノツゴ(魔化魍)

のつご

本稿では、『仮面ライダー響鬼』に登場する魔化魍の一体であるノツゴについて解説する。
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概要編集

仮面ライダー響鬼』に登場する魔化魍の一体。

身の丈は23尺1寸(約7m)、目方は1500貫(約5.6t)。

生育環境は15℃前後、平均湿度60%ほど。


のような体にクワガタムシのような大アゴを持った姿をしており、10年に一度姿を現すとされる珍しい存在。


糸を吐いて人間を捕食する生態が妖怪としての「ノツゴ」伝承に結びついた模様(元ネタは後述)。

尻尾からは毒針を発射できる上に体表が硬く、装甲響鬼でも苦戦するほどの強力な魔化魍。

しかし、口の防御力が低く、糸を吐いた瞬間が攻撃の決め手となる。シュキの両親を殺した仇とも言うべき存在で、10年前に仮面ライダー朱鬼は、自らの弟子である仮面ライダー斬鬼を巻き込んだなりふり構わない手段で攻撃した。

この事件により、ザンキは重傷を負い、この責任を取る形でシュキは猛士を追放される身となった。


その後、本編の時間軸にて長瀞に出現。

シュキと同じく魔化魍に両親を殺された境遇を持つ天美あきらを弟子に迎え入れようとした折に出現し、あきらを捕えるもザンキに救出される。

今度は轟鬼の変身鬼弦音錠を奪い取って変身した朱鬼を捕えるが、捨て身で放たれた「音撃奏・震天動地(おんげきそう・しんてんどうち)」を食らって致命傷を負う。

トドメに斬鬼の「音撃斬・雷電斬震(おんげきざん・らいでんざんしん)」を浴びて漸く倒された。



余談編集

元ネタは四国の宇和島地方に伝わる妖怪。山道を歩いていると、足がもつれてあるけなくなることを「ノツゴに憑かれた」といったそうである。その正体は、間引きや堕胎により死んだ赤子の霊だとされている。


関連タグ編集

仮面ライダー響鬼 魔化魍 ノツゴ


外部リンク編集

ノツゴ | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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