概要
ノーパンしゃぶしゃぶとは、しゃぶしゃぶ店の給仕がノーパンの店員により行われる性風俗店。
1980年代にほぼ消滅していたノーパン喫茶に代わって密かに台頭していたらしく、名目上は飲食店の飲食費として領収書を落とせるため、公務員の接待に利用されていたようだ。
1995年に放送されたコント「ゴレンジャイ」では、バニーガールの耳と蝶ネクタイと腰巻のような白いミニスカートのみを身に着けた東野幸治が、生肉を載せた皿と箸を手に「ノーパンしゃぶしゃぶ」を名乗って登場している。
1997年に某アイドルグループのリーダーが、ノーパンしゃぶしゃぶの店員と交際疑惑をかけられ会見を開くほどの騒動となり、その年の明石家サンタに名前を名乗っただけで鐘を鳴らされるなど「ノーパンしゃぶしゃぶ」という言葉が一年中飛び交っていたのだが、タレントのイメージを守るために事務所が尽力したのか、後年に語られることは少ない。
1998年に当時の官僚がここで接待を受けていた事が大きく報道され、一般的にはこの事件が元で「ノーパンしゃぶしゃぶ」の名称が広まったとされている。