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概要編集

第1次ミニ四駆ブームを支えたミニ四駆漫画『ダッシュ!四駆郎』の続編。作画は

武井宏之氏が担当。「コロコロアニキ」2号から連載。

『ダッシュ!四駆郎』の原作者である徳田ザウルス氏は2006年に亡くなっている。

武井は中学生時代、オリジナルミニ四駆のデザイン公募に応募し優秀賞を勝ち取った事がある。その際に徳田から、デザイン使用とブラッシュアップデザイニングの承諾のための電話連絡を直接貰った。彼のデザインを元に完成したのが、「ダッシュ3号 流星」。流星の生みの親が徳田の遺志を継ぎ、本作を手掛けるという縁が生じている。

そのため原作「徳田ザウルス」、作「武井宏之」と表記されている。


ストーリー編集

日ノ丸四駆郎がいなくなってから、彼らの世界は暗くなっていた…

そしてミニ四駆界に危機が迫っていた。ミニ四駆を使って大規模テロを起こす国際テロリスト集団「ダーク・ドミニオンズ(D・D)」が現れ、その集団が日本に上陸したのだ。皇快男児は彼らに対抗すべくかつてのダッシュ軍団を招集、新たに開発したハイパーダッシュマシンを与え「ハイパーダッシュ軍団」を結成し、D・Dの野望を防ぐために立ち上がるのだった。


時系列編集

原作最終レースの地獄キャラバン終了後の話ではあるが四駆郎はエンペラー以外のマシンを拒んだり、初期ダッシュマシン以外の前作マシンが使用されないなどいくつかの矛盾点が見られる。


実は本作は地獄キャラバン編に登場した巨大土偶の中にいる少女型ロボット・アラハがダッシュ軍団が世界を救う者たちと信じ、溶岩に飲み込まれそうになったところを未来へと飛ばし、その未来こそが本作という衝撃のものであった。


さらに原作最終回エピローグの大人組もこの未来世界のほうの出来事。


登場人物編集

日ノ丸四駆郎

弾九郎曰く「俺たちの太陽。奴がいなくなってから自分達の世界は暗くなった」。前作最終回から行方不明であったが、生きており、全員の前に登場する。

使用マシンは「エンペラー」、「ライズエンペラー」。


戸田弾九郎

ストリートミニ四駆の頂点に立っていたが、ミニ四駆世界の危機と四駆郎の生存を聞いて立ち上がる。マシンは「バーニング・サン」、「バーニングゴッドサン」(キットでは商標の関係で「ゴッドバーニングサン」)。


南進駆郎

サーキットミニ四駆の頂点に立っており、スピードに取りつかれていた。しかし、四駆郎との勝負で敗北し、再び仲間と走ることになる。

マシンは「シューティングスター」、「シューティングプラウドスター」。


地味頁二/パンクロー

最後まで生き残った者が勝つ「デモリッションミニ四駆」を仕切っていた。弾九郎から事情を聞いて、招集された。マシンは「キャノンボール」「キャノンデッドボール」。


皇輪子

ミニ四駆界の危機の為、エクストリームミニ四駆を公式競技に入れようとし、弾九郎とパンクローを落ちこぼれ呼ばわりしていたが、事情を聞いた後は謝罪した。使用マシンはダンシング・ドール、「D.D.D(ダンシング・ディバイン・ドール)」。


皇快男児

輪子の兄で、ダッシュマシン、ハイパーダッシュマシンの開発者。ミニ四駆界の危機を告げる。


Mr.G

ダーク・ドミニオンズのボス。謎の多い人物。マシンはオーバー・ザ・ホライゾン。正体はだとも取れるが


関連タグ編集

コロコロアニキ

ダッシュ!四駆郎

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