概要
ハヤト(メイン画像左)は『ハートキャッチプリキュア!』第42話、第45話に登場した少年。劇中では「ハヤト君」と呼ばれる。具体的な年齢は不明だが、花咲つぼみたちは「小学生ぐらい」と推測していた。こころの花は「さくらんぼ」。
月影ゆり(メイン画像右の眼鏡美少女)は同作の主要キャラで、キュアムーンライトに変身する少女。17歳の高校2年生。
二人は同じ団地に住んでおり、ハヤトが幼い頃よく遊んでいた仲。
ハヤトはゆりに恋しているが、歳の差を気にしており、積極的な行動がとれずにいた。
ゆりはハヤトを弟のように見ており、幼い頃の彼と過ごした日々は、一人っ子の彼女にとって幸せなものだった。それゆえ、ハヤトから嫌われることを恐れている。
作中の展開
ハヤトは、父親が失踪してから明るさを失ったゆりをずっと気にかけており、何の助けにもなれない自分に苛立ちを感じていた。最近(第34話以降)、ゆりが元に戻ったのを知って、今度こそ彼女の笑顔を守ろうとラブレターを渡そうとする(第42話)。そんなハヤトを、つぼみたちは応援する。
それから、コブラージャが攻めてきたり、ダークプリキュアが出現するなど大騒動の末、ゆりの膝枕で目を覚ましたハヤトがラブレターを渡した。
当初のハヤトは自分の恋が実ることを焦っていたが、今回のことで落ち着きを取り戻し、ラブレターに対する返事を急かすことはなかった。
ゆりも流石に動揺したが、上述の成長したハヤトを見て、満更でもなさそうな様子。
それを見ていた明堂院いつきは、つぼみが発した「さくらんぼの花言葉」を受けて「ハヤト君はゆりさんの小さな恋人」とコメントした。
作中の扱い
ゆりの返事がないため「カップル未満」の扱いだが、ハヤトの成長とゆりの反応から「未満」の字が取れる可能性を匂わせている。
また、プリキュアサイドも純情な少年の想いに対し、「小学生(推定)と高校生」「一般人と戦士」というカタログ的なものを振りかざして否定するような者は誰一人おらず、むしろトランシーバーを駆使して応援し、最終的には「ゆりさんの恋人」認定したりと協力的だった。
問題点
ゆりは登場当初、そのころは大して面識のないつぼみ達に随分と辛辣なことを言っていた。
ハヤトも、自分はゆりに子ども扱いされることを嫌いながら、初対面で年上のつぼみとえりかを「お子ちゃま」呼ばわりしていた。
このことから、2人とも「無駄に攻撃的な物言いをする」という共通点があり、悪い意味でも似たもの夫婦ということがわかる。
今回は穏便に済んだが、誰もがえりかのような海より広い心を持っているわけではない。せめて片方だけでも他者への態度を改め配偶者をフォローできるようにならないと、今後は誰かの堪忍袋の緒を切らせて応援どころか妨害すら受けるかもしれない。
ピクシブでの扱い
プリキュア男女カプでも屈指のベストカップルとして扱われている。
投稿されている作品は、「ハヤトより背の高いゆり」という身長差を活かしたものと、「身長が伸びたハヤトにゆりが驚く」ような未来設定的なものに大別される。
中には「ゆりの言動のせいでハヤトまで反感を買う」「ゆりがハヤトに愛想を尽かそうとする」作品もあるが、後半から「ハヤゆりの過程を知って応援者が増える」「2人の仲がより深まる」という逆転展開に繋がることが多い。
関連イラスト
関連人物
花咲つぼみ、来海えりか - 自分らを「お子ちゃま」呼ばわりした年下少年のために尽力する海より広い心の少女たち。
明堂院いつき - 当初は、そのイケメンぶりでハヤトから恋敵と誤解されたお嬢様。
コブラージャ - ある意味「ハヤゆり」の立役者。
ダークプリキュア - ハヤトとは特に絡まなかったが、もしかしたら「(見た目が)年下の義兄と年上の義妹」が成立したかもしれない。
来海ももか - ハヤトにとって、そこらのプリキュアや男子よりも強敵であろう人物。
関連タグ
ひび奏 - 次回作における、中高生女子と小学生男子のカップリング。