概要
無印終盤に登場したヴァーチャルLBXであり、アーマーフレームのタイプは(一応)ブロウラーフレーム。
死神の様な姿をしており、通常のLBXとは段違いの巨体を誇る。
イノベーターが仮想空間「∞(インフィニティ)ネット」の内部に設立した「ゴッドゲート」の番人として生み出された戦闘プログラムであり、一応「ヴァーチャルLBX」と銘打ってはいるものの、フェンリルとは異なり現実のアーマーフレームに落とし込める様なデザインでも無い為、厳密にはLBXと言って良いのかも分からない。
どちらかと言えば、続編で登場したキラードロイド(ラージドロイド)の方が立場的には近いだろうか。
その戦闘能力は巨体に恥じないものであり、ゲーム版では、交戦していたカズに「チート野郎」とまで呼ばれていた。
基本装備は、これまた巨大な双鎌「ケルベロス」。
必殺ファンクションは、3つに分裂してオールレンジ攻撃を仕掛ける「ディメンションΣ」と、滅びの波動を放つ「ワールドエンド」。
どちらも専用必殺ファンクションだが、後者は後にミゼルオーレギオン(ゲーム版)も使用した。
非常に特殊な存在である為か、パーフェクトZX3やミゼルオーレギオンらと同じく、シリーズを通して自機使用は不可能となっている。
ミゼルオーレギオンと異なり装備を入手する事も不可能だが、その代わりとして、ケルベロスを通常のLBX用にダウンサイジングした「邪魂オルトロス」「歪刃スキュラ」と、その色違いである「双鎌コキュートス」が登場している。
派生機体
銀河大帝スカルザー
ゲーム『BOOST』『爆ブースト』の裏ボスバトルで登場。
大空ヒロが憧れを抱いている特撮ヒーロー「宇宙英雄センシマン」における、センシマンの宿敵らしい。
紫主体のハーデスとは打って変わって白主体のカラーリングとなり、顔つきもより凶悪なものとなっている。
『装甲娘』において
適合者の本名は「Personalize Erosion Repair Unit(パーソナライズ エロージョン リペアー ユニット)」(CV:下田麻美)。ミゼレムクライシス版から登場している。
2021年1月15日に登場発表がなされ、1月18日のメンテナンス後に実装された。
詳細は『ハーデス/P・E・R・U』を参照。
余談
大神ゼウスの兄としても知られるが、本機と後に登場したLBXゼウスに接点は無い(何処となく外観は似ているが)。
関連タグ
ウロボロス:続編に登場した後輩。