概要
ハーメル村と呼ばれる帝国最南端に存在していた小さな村の幼馴染み同士であり
村にいた子供はこの二人とカリンの弟であるヨシュア
そしてまだ幼子であったヨハンのみであった。
そのためいつも一緒にいる事が多く1歳差の男女であった二人は共に想いあっており
それは当時幼かったヨシュアも『生きていたらきっと一緒になっていただろう』と
思っていたほどだった。
しかし、突如として村にやってきた謎の武装集団によってその暮らしは脆くも崩れ去り
カリンはその襲撃の際に非業の死を遂げてしまったのである。
カリンの死、事件の結末、その事実を受け入れ難く思ったレーヴェ
はこの世界を『欺瞞』と考えるようになり身喰らう蛇の『剣帝』として生きるように
なった。
結社に入ってからもレーヴェのカリンに対する想いは失っておらず幾度か言い寄られた事はあったものの悉く袖に振っていたようで、最後まで彼女に操を立てていたようであった。
シリーズにおいて公式カップルであり、長年続いている本シリーズでも数少ない悲恋カップルでもある。