概要
学名の意味は「バウル盆地(ブラジルの盆地)のワニ」。
全長2~3m。
特徴
ワニ類の中でも特に陸上に適応したものの一つである。吻部が高くて短く歯が鋭い。鼻孔が大きく嗅覚が鋭かったらしい。捕食性と考えられるが、一方で腐肉食性という意見もある。この仲間の歯が肉食恐竜の物と良く似ていた為、第三紀からバウルスクス類の歯が発見された際、白亜紀後期の絶滅を生き残った恐竜の歯ではないかと間違われたことがあった。その長い脚で陸上を軽快に走り、犬歯のような長い牙があることから「犬ワニ」というあだ名で呼ばれている。