概要
全長6.2mと中型のハドロサウルス類。名前の意味は「棍棒のトカゲ」。
9600万年前から8500万年前に生息していた。
最初の標本は中国のゴビ砂漠のイレンダバス層から見つかった。その年齢は、孵化したばかりの幼体から大人まで、様々な年齢層の個体が見つかっているが、完全な全身骨格の化石は未産出である。初期のハドロサウルス科では最もよく知られており、前足、後ろ足、骨盤、頭骨などが見つかっている。
当初はランベオサウルス亜科とされていたが、トサカがないことから今ではハドロサウルス亜科とされている。血管腫、類腱形成線維腫、転移性癌、骨芽細胞腫を含む腫瘍の痕跡も見つかっている。