概要
タイラントをベースに「1体の兵器としての質」より「量産性」を重視して開発されたB.O.W.。
一見すると人型であるが、体色がオレンジ色で左腕が欠損しており、正当な量産型タイラント(T-103型)と比べると全体的に醜悪で人間とかけ離れた外見となっている。
肥大化した右腕の筋肉が特殊なものになり、伸縮自在かつ強力である。この腕1本で遠くの人間の頭を掴んで粉砕できたり、岩を投げ飛ばせたりする他、フックショットのごとく数メートル上の場所に腕を伸ばして飛び上がることも可能。
その一方で左腕と下半身が退化しており、攻撃や移動を右腕だけで補わなければならなくなり、攻撃時には弱点となる頭が丸出しになってしまう等、兵器としては不十分となってしまった。
更にはタイラントがベースの割に耐久力も弱く、そのような意味では文字通りの「究極のできそこない」とも呼べる
ジャバヴォックS3
『DC』で登場した亜種。
バンダースナッチがT-ウイルス由来であるのに対し、こちらはT-Veronicaウイルスが組み込まれている。
体色が緑でカマキリのような腕が5本生えている等、バンダースナッチ以上に人間とかけ離れている。
多腕になった事で攻撃と防御を同時にこなせるようになり、下半身の退化も改善されている。
同じくT-Veronicaウイルス由来のモンスタースティーブを量産化したようなB.O.W.と言えるが、戦闘力はモンスタースティーブに劣っており、むしろバンダースナッチと同様に弱い部類。