「プラシー バーシー ルルルンポゥ
世界の果てまで ひとっとビュン!」
概要
『ドラゴンクエストⅩ』に登場するNPC。
本作はMMORPGという都合上安易な瞬間移動手段が制限されており、従来のドラゴンクエストシリーズのような「ルーラ」は使えず、ルーラストーンや馬車・大地の箱舟などの限られた移動手段を使用することになる。
しかし、バンリィをはじめとした「バシルーラ屋」に頼むことで、一日三回(実装初期は一回のみ。現在は場所によっては無制限)、好きな場所に飛ばしてもらうことができる。
元々はバラモスが持っていた「バシルーラ」の呪文を、彼女の一族が奪ったという設定らしい。その証拠に、魔法の迷宮で出現するバラモスは「バシルーラ」の呪文を使用しない(そもそも、本作で「バシルーラ」を使用するのは彼女たちだけ)。また、「バシルーラ」だけではなく実は普通の「ルーラ」の呪文を使うこともできる。
「かたりべのぼうし」や「王宮魔術師ローブ」などのベタな魔女っ子風スタイルをしており、「さばきのつえ」を装備している。
彼女は港町レンドアにいるが、従妹の「ランリィ」がメギストリスにいる。
また、彼女をお姉さまと呼んでいる「ルンリィ」は蘇った新エテーネの村でバシルーラ屋を開業した。
後に一族の大長老である「バルシラ」という人物も登場しており、彼女がバラモスからバシルーラの呪文を奪った張本人らしい。
任意の場所に飛ばすという商売を営んでいるためか、メガルーラストーンおよびそれの開発を行っている世界宿屋協会は商売敵。
更にVer.7ではバシっ娘のひとりである「シンリィ」が、ドルワームの技術者と協力してメガルーラストーンにバシっ娘の能力を組み込んだ「バシッルーラストーン」を開発し、プレイヤー側も使用できるようになるため、バシルーラ屋を使う必要性が実質なくなってしまった。
このためバシルーラ屋は廃業の危機に見舞われるも、「彼女たちの笑顔で見送ってほしい」という民衆の声に応える形で営業を続ける運びとなった。
余談
- 作中に登場しているバシっ娘「バンリィ」「シンリィ」「ルンリィ」「ランリィ」の名前の一文字目を繋げて読むと「バシルーラ」になる。
- 過去作に登場したバシルーラは「どこか遠くへ飛ばす」という呪文で行き先は指定できないが、バンリィたちは任意の場所に飛ばせている。
- 「アストルティア防衛軍」の戦場には、彼女がヴェリナードの酒場からバシルーラで送っているという設定らしい。
関連イラスト
↓新エテーネの村にいる「バシっ娘ルンリィ」