概要
エ・ランテル都市長。アニメと漫画版には現時点で未登場だが、スマホゲーム『MASS FOR THE DEAD』には登場しており、そこでビジュアルが判明した。
WEB版では、“パナソレイ・グルーゼ・ヴァウナー・レッテンマイア”という名前となっている。
人物像
容姿だけ見ると冴えない印象に思えるかもしれないが(詳細は後述)、実際は相手を油断させるために間抜けな男を演じているだけであり、己の冴えない外見をも逆手に取って処世術の一種としている。
また当人も、相手が低評価した自分の印象を変える瞬間を楽しんでいる模様。
普段は豚の様な気の抜けた男だが、素は野生の獰猛な猪の様に目付きが鋭くなる。
普段の仕事である様々な物流の管理や根回しやトラブルの対応に始まり、帝国との戦争中は最前線となるエ・ランテルを取り纏める役目を苦労しながらもこなす、非常に優秀な行政官。
更に、平民出身のガゼフにも礼儀正しく接する事が出来る珍しい貴族でもあり、国王のランポッサⅢ世も彼には信頼を置いている。
容姿
「肥満型ブルドック」と称される程の、肥え太った体型の持ち主。腹部にはたっぷりと脂肪が付き、顎の下にもこれでもかと言わんばかりに肉が付いている。
更には頭は禿げ上がっており、光を反射するほど薄く、残った髪も白くなっている。
服装は、平民ではとても着れないような仕立てのいいベルベットのジャケットを着用し、指輪も衣服も財産が豊かである事を表している。
作中の動向
エ・ランテル近郊に突然現れた謎の吸血鬼、“ホニョペニョコ”の対策会議で登場。
他の出席者達から出る意見や情報を照らし合わせ、ホニョペニョコは勿論流れ者であるモモンに対して、最悪の可能性を考え多少警戒している。
魔導国にエ・ランテルが譲渡された後の事は不明(少なくとも彼の屋敷は、アインズの住居と執務に使われている)。
書籍版14巻で魔導国と王国の戦争が始まった後に、王宮で膨大な量の書類を処理する内務管の中に、彼らしき人物がいる描写がある。
ランポッサⅢ世が王城の者達に逃げるように命令した後の動向は不明だが、もし前述の王宮にいた人物が本当に当人であったなら、蒼の薔薇や漆黒聖典の様に転移魔法でも使わない限りは生存は絶望的だと思われる。
関連タグ
オーバーロード(アニメ) エ・ランテル リ・エスティーゼ王国
同じくリ・エスティーゼ王国の領土である、『エ・ナイウル』を治める領主。直接の接点は無いが、『無能の皮を被った切れ者』という所が似ている。