曖昧さ回避
MARVELに登場するキャラクターであるが複数のヒューマントーチが存在する。
- ファンタスティック・フォーのジョニー・ストーム。本項で解説する。
- ジム・ハモンド。炎を身にまとう能力を持った人造人間という設定で、キャプテン・アメリカと共に第二次世界大戦を戦った。MARVEL最古参キャラの一人。1.と別キャラである。オリジナル・ヒューマントーチを参照。
概要
本名:ジョナサン・"ジョニー"・ストーム。
姉のスーザン・ストーム、姉の恋人(後に義理の兄)リード・リチャーズ、友人のベン・グリムとともにロケットに乗り込み、宇宙放射線を浴びた事で超能力を得た。
「フレームオン」の掛け声とともに発火し、火炎放射と飛行能力とを発揮。それらを用いてファンタスティック・フォーの一員として戦う。
短気でややせっかちな点があるが、その分正義感に溢れた熱血漢。
正体は知らないが、スパイダーマンとは長い付き合い。また、X-MENの一員であるアイスマンとも、年齢が近いことと能力が真逆な事、そして悪戯好きという点から、仲が良い。
同じ力を持っていた第二次世界大戦期の同名のヒーロー、すなわちオリジナル・ヒューマントーチにちなんで、自身をヒューマントーチと名乗るようになった。
現在はあまり活躍が見られないが、70年代当時は人気キャラの一人であり、マーベルコミックの看板キャラクターの一人でもあった。
当初は、インヒューマンのクリスタルと交際していたが別れる。
後に、アリシアと交際し始め(ベンから寝取るような形になったが)、結婚寸前にそれは、スクラル人の変身した女スパイ・ライジャだと判明。
後にライジャも本気でジョニーを好きになり、交際するが、やはり別れてしまう。後に意外な場所で再会する。
実写映画
演者がどちらもMCUに出演していることで有名。
2005年版
第1作
第2作
デッドプール&ウルヴァリン
カメオ出演。
キャプテン・アメリカの変異体と思っていたデッドプール(と観客)に「人違いかよ」とメタな笑いを誘った。
TVAによって剪定された変異体が送られる「虚無」において、そこを支配するカサンドラ・ノヴァに対抗するレジスタンスの一員として活動している。
カサンドラの部下たちとの交戦後、彼らに捕まってカサンドラのもとに連れていかれるが、その際にデッドプールが「ジョニーがカサンドラを滅茶苦茶ディスっていた(要約)」とチクったため、必死に弁明するも、超能力で全身の皮を剥がされて死亡してしまった。
当然ながら、一緒にいたウルヴァリンは「お前のせいで死んだぞ!」とデッドプールを責めたが、デッドプールは「コイツは予算を食ってたんだぞ!」と反論した。
ただ、デッドプールも死なせてしまった負い目を感じていたのか、後に出会うレジスタンス達の前では、はぐらかそうと必死だった(最終的に怪しんだレジスタンスから脅されて白状したが)。
死の直前、「そんなことは言っていない」と弁明していたジョニーだが、ポストクレジットシーンでは、カサンドラの本拠に連れていかれる前に、デッドプールとウルヴァリンの前でカサンドラを滅茶苦茶ディスっていたことが判明。
なら仕方ないか…
2015年版
演:マイケル・B・ジョーダン、日本語吹替:櫻井トオル