概要
ピラフ一味のヘマ(?)によって封印から目覚めたピッコロ大魔王は、世界征服の野望を実現するため、自分に歯向かう武道家を次々と殺し、ドラゴンボールで若返りの願いを叶え全盛期の強さを取り戻した後他の者が願いを叶えないように神龍を殺した。そしてついには世界の国王のいるキングキャッスルを半日も立たずに攻め落とした。その日が5月9日である。
ちなみにその5月9日は──
新しい国王を名乗ったピッコロ大魔王は、その日を「ピッコロ記念日」に制定し、毎年一回5月9日に、くじ引きで地球の43ある地区を一つずつ破壊することを宣言(この事から、ピッコロ大魔王は「運が良ければ死の恐怖に怯えながら43年も生きられる」と言っていた。まず手始めに今年の記念日としてくじで当てた29番地区=ブルマたちの住む西の都を攻め滅ぼそうとするが、駆けつけた天津飯に阻止され、更には孫悟空との激闘(キングキャッスルはその余波で消滅)によって腹を貫かれ爆死した。死ぬ間際に、ピッコロ大魔王は自分の分身マジュニア(ピッコロ)の卵を産み落とした。
──という濃い一日だった。
転じて、ファンの間では、5月9日は、ピッコロ大魔王の死を悼んだり、ピッコロ(マジュニア)の誕生を祝ったりする日になっている。あと日付の語呂合わせで、孫悟空を祝う日にもなっている。
なお、天下一武道会は5月7日に開催する設定なので、なんとクリリンが7日に死んでからまだ2日しか経っていない。さすがに濃すぎるというか、無理がある気がする…。