概要
ピュラリス(Pyrallis/πυραλλίς)とは古代ローマのプリニウスによって記述された『博物誌』にある、銅などを精錬する溶鉱炉のような高熱で炎に包まれた場所に棲むという虫でピュラウスタとも呼ばれる。
透明な四枚羽根にドラゴンのような頭部を持つとされ、サラマンダーのような小さなドラゴンの一種であるともいわれる。
この虫は炎の中でしか生きることができず、外に出ると死んでしまうという。
なおこの名はカール・リンネによって、メイガという蛾の属名に採用された。
創作での扱い
炎属性・爬虫類族のシンクロモンスターのチューナー焔紫竜ピュラリスとして登場。
『ファイナルファンタジー3』の古代遺跡に登場する炎を吐くドラゴンのような、バルカンやボスモンスターサラマンダーの色違いモンスターで、見た目の割にはあまり強くない。