概要
『バイオハザード6』に登場した組織。
ディレック・C・シモンズの先祖が創設者であり、古来から「世界の安定」を目的として世界の裏側で暗躍してきたとされ、バイオハザードシリーズにおけるアメリカの影の支配者と言える。エイダ・ウォン曰く「この国(アメリカ)を作った連中」
もっとも、ファミリーの言う「世界の安定」とは「自分達にとって都合の良い世界」という利己的な独善であり、その妨げになる存在に対しては世論操作や暗殺で容赦なく排除し、安定のためなら個人だけでなく国家さえ巻き込む事も辞さない等、アメリカの腐敗の象徴とも呼べる。
実際、『6』の序盤でアダム・ベンフォード大統領がアメリカの権威に大きな影響を与える覚悟でラクーン事件の真相を公表しようとした際にはバイオテロで街ごと大統領を謀殺していた。
しかし、排除の対象は身内も例外ではなく、長であったシモンズが物語の終盤でファミリーにとって不都合な存在に成り果てた際には部下達が次の長を選ぶ事を告げながらあっさりとシモンズを見捨てていた。
最終的にシモンズが死亡してファミリーの残党がフェードアウトしたものの、エイダがファミリーのデータを合衆国政府にリークした事から、縮小もしくは壊滅に追いやられたと思われる。
関連タグ
バイオハザードシリーズ バイオハザード6 ディレック・C・シモンズ
バイオハザード:インフィニットダークネス:時系列が『6』の7年前にあたる作品であり、アメリカの腐敗の象徴とも呼べる悪役が登場していた。
フィクサー(バトスピ):世界を裏で操る影の支配者繋がり。こちらも権力をフル活用して主人公達を苦しめていた。