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概要編集

CV:相沢まさき(2011年日テレ版)


賞金首ハンター。通称「ハンター協会の風紀委員」。テラデイン=ニュートラル、ルーペ=ハイランドと並ぶ脱会長派の中心人物で、ハンター十ヶ条改定論者。

一ツ星の称号を持つ他、会長選挙では上位16名に残るなど、協会内ではそれなりに人望の厚い人物であったことが窺える。

正義感溢れる善良なハンターだが、大雑把な性格でルーペからはその点を憂慮されていた。


プロハンターでありながら悪辣非道な行為を繰り返すイルミ=ゾルディックを討伐することで脱会長派の主張の正当性を証明し、会長選挙を優位に進めようとした。その過程で(ネテロ派の人物の票を巻き込む狙いで)清凛隊を再結成し、自ら実働部隊の隊長となって直々に針人間の捕縛に向かう。しかしイルミに協力していたヒソカに殺されてしまう。


一ツ星の賞金首ハンターとバリバリの武闘派ハンターでありながら、戦闘描写すらなくヒソカに倒された挙句、死後モラウに「弱い」と吐き捨てられるなど散々な扱いであったが、

そもそもヒソカの存在は前情報になかったことであり(情報を垂れ込んだキルアはイルミは「基本」仲間を使わないと教えていた)、対針人間を想定していたブシドラがあっさり殺されてしまったのにも多少の弁明の余地はある…のかもしれない。


また彼の主張していたハンター十ヶ条の改定に関しては、

パリストンも「早く改正しないとそこを突いて協会を脅かす」旨をチードルに伝えていた他(この目論見はジンによって阻止されている)、クラピカも現行のハンター十ヶ条に疑念を抱いているシーンがあるため、

そもそもの主張自体はあながち荒唐無稽でも無かったと言えるかもしれない。


備考編集

作中の描写から「名前と外見に強さを全振りした男」「ガッカリだった」など言われ、読者からの評価は決して高くない

キメラアントの登場で読者から「弱い」という相対的な印象を多かれ少なかれ抱かれる様になったヒソカの実力を作中世界のハンターの間で如何に高いかを表現する為の引き立て役として扱われている。

一ツ星の賞金首ハンターという肩書も「幻影旅団の様な高ランクの賞金首を避けて雑魚を大量に捕まえて入手した」と読者に解釈されている。

彼と他2人に対し、一つだけ言える事はその意識に相応な実力が無いことである。


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