概要
2000年前のバグナラクとの戦いで敵側の戦士ネフィラと恋に落ちた為に、終戦後の国継承争いから離脱・出奔し、歴史から消された人類側6人目の英雄…とされる人物。
その後は妻と共に安息の地を探してチキュー中を彷徨うあてのない旅を続けた末、元の国から追われたバグナラク人が避難したゴッカンの地下に流れ着き、息子ジェラミーを授かるも(殺害、事故など何らかの形で)妻子を残して亡くなっている。
名前は不明だが、ジェラミーのフルネームが『ジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリ』である事から、普段名乗っている名字は彼から受け継いだものと推測出来る。
自分と同じ人間の外見ながら、バグナラクの混血の証である異形の右腕を持って誕生したジェラミーを案じ、後々人と関わる事態が起きても迫害を受けないようにと蜘蛛型の鉄仮面を被せて守っており、妻共々愛情深い人であった模様。
また、各国の王となった5人の英雄達も彼を見捨てていた訳ではなく、オージャカリバーに隠していた真の力や王の証からも分かる様に、いつかは彼と自分達の子孫がめぐり逢ってもう一度手を取り合いながら戦い抜き、ゆくゆくはそのまま共に暮らせる時が来るのを待っていたのかもしれない…。
(ジェラミーが両親存命の頃より、ゴッカンでの潜伏やシュゴッダムにおける目撃情報がそれ程大規模になっていない点から見ても、当代の王達が態と目を瞑っていた可能性は大いにありうる)
疑問
ブラシエリが6人目の戦士と認識されているが、彼が戦士であるというのはあくまで、実子ジェラミーの証言しかなく、6人目の戦士の情報が秘匿されまくっている現代では、彼が戦士である証拠を見つけるのは困難である。
そして実際の状況から、ジェラミーが6人目の戦士=先代のスパイダークモノスから受け継いだ装備品にクモ型バグナラク人で無ければフルパワーを発揮できない機構があり、クモノスレイヤー登録シュゴッドのタランチーノ(ゴッドタランチュラ)は製造概念上は三角守護神の上位機体であり、本来はオージャクラウンが無ければ合体できないエクストリームキングオージャーの合体が可能であったり、何より、仮面を被せた理由を考慮すれば、どちらかと言うと五王国では無く、バグナラク国で暮らせるようにする処置で、クモノスレイヤー+紅紫の石(公式の正式名称不明)がバグナラクの王の証である事など、6人目の戦士は父親では無く母親である方が技術的に筋が通る。(クモノスレイヤーと対を成すヴェノミックスシューターを普段から使いこなしている母様強い)
また、五王国人とバグナラク人は遺伝子的に、同一惑星を起源とする同族である事(轟轟戦隊ボウケンジャーのアシャが生物分類上はホモサピエンスであるのと一緒)、バグナラク人は昔は五王国人とほとんど大差がない容姿をしていた事から、本当ににただの人間だったのかも怪しい。(彼の容姿は未だに不明)