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ヤンマ全部奪われて、0から1つ1つ

     全部この為に…!

     てめぇらの敗因を教えてやる。

    “1をナメやがったから”だ

     1分1秒!1勝1敗!1人に一機!

     無限の1が集まって、でっけぇ1の一丁上がりだァアア!!!


キングオージャー王鎧武装・凌牙一閃!」


You are the KING, You are the You are the KING!(KING···! K-K-K-KING···!)


概要編集

第39話より明かされるオージャカリバーの隠された力、及び王様戦隊の強化形態。

自分のパートナーであるシュゴッドの力を王様戦隊達に供給することで全てのリミッターを解除した状態になる。

オージャカリバーに元々備わっている機能なのだが、変身者への負担が著しいため開発者のヤンマはこの存在を秘匿していた。

しかし、これまでは娯楽を優先して王様戦隊を生かし続けてきたダグデド一派が本気を出して来た場合、現状では勝ち目がないと感じたヤンマは


  1. 2000年以上前に作られたオージャカリバーのプロトタイプであるオージャカリバーZEROは人間には作れない
  2. 人間には扱えない超パワーを引き出す機能を持つオージャクラウンランスクモノスレイヤーも同様に宇蟲王が誕生経緯に関わっている

と読み、総力戦でンコソパを奪還するタイミングで凌牙一閃の存在を明かし、ンコソパの雷電収束モードのリミッターを解除することでシュゴッドのリミッターを解除。キングオージャーの力を極限まで高める。

結果は本気を出した五道化と互角に渡り合う程の力を見せたが、使用すると身体的負荷により体がボロボロになってしまう。実際に変身が解けると王様戦隊の全員はその場に倒れ込んでしまい、ミイラのように包帯が巻かれて絶対安静状態になっていることからもその反動の危険性がうかがえる。


第41話ではダグデドとの直接対決で不死身の体を持つ彼に一太刀入れるためにヤンマが凌牙一閃の発動を提案するが、絶対安静をしなければならないのを無理して戦ってるため、ヒメノは「次使えば今度こそ無事で済まない」と拒否している。


しかし、前話で判明したある出自から不死身のギラはキングクワガタオージャーからの重ねがけで凌牙一閃を発動。

キングガブリカリバーとオージャカリバーの二刀流による攻撃でダグデドを抑えつけ、他の5人がオージャフィニッシュを叩き込むも、ダグデドには傷一つすら付いていなかった。


発動シークエンスと外見編集

この際エネルギーは電撃となってシュゴッドを包み込み、シュゴッドのパーツの一部がオーラとなってシュゴッドに浮かび上がる(例としてゴッドクワガタなら顎)。

そこから各キングオージャーに力が注ぎ込まれ、対応した相棒シュゴッドのパーツのオーラを武装として装備する。


第41話ではキングクワガタオージャーがオージャカリバーのクワガタのスイッチを12回操作して発動した。

オージャカリバーは強大なエネルギーを供給されて半ば強制的に隠された力を解放するということで実質的な想定外の挙動となるためか、音声もエコーとノイズが掛かる。



常に制御しきれない力は電撃と火花を散らし、スパーク音が迸る。

その戦隊には珍しいマッシブなシルエットはごつくもある種の魅力を感じさせ、さながら仮面ライダーシリーズのフォームチェンジのよう(例をいうと最近ならこれ)。


当然シュゴッドには過剰な電力をキングオージャーにはそこから転送するエネルギーを注ぎ込まれるのに加え本来人間には扱えないはずの力を纏うことになるため、必然的にキングオージャーとシュゴッドには苦しみが伴うことになる。更にヒルビルと相対した際のキングオージャーの面々は五道化に散々各々の国を好き勝手された怒りも加わって口調が荒くなっている。

クワガタオージャーは一気に倒し切るために途中でキングクワガタオージャーにチェンジしているため、身体に掛かる負荷は他の5人の比では無い。


必殺技編集

  • キングオージャーフィニッシュ(仮称)

「「「「「「悲鳴を上げろ!!!」」」」」」


オージャフィニッシュ/スパイダーフィニッシュの超絶強化版とでも言うべき技。

初期メンバーはオージャチャージからオージャカリバーのスイッチを3回以上操作し、スパイダークモノスはクモノスキーを3回以上捻る(音声からして9回近くは操作している)ことで発動。


巨大なシュゴッドのパーツのオーラでぶった斬りまくり、最後に相手に叩きつける。これでヒルビルを葬ろうとしたものの、土壇場で彼女が身代わりにしたゴーマを撃破した。


しかし、第48話で本気を出したダグデドに対して発動させるも咄嗟に防がれた上に粉砕されてしまった。


余談編集

OP映像でもサビの部分でこの力を発動したと思わしき姿が映されている(クワガタオージャーのみ第2部からキングクワガタオージャーにチェンジしている)。

これは見方を変えれば初期から伏線を張っていたとも取れ、放送終了後は「OP回収」、「OPのやつ」がトレンド入りした。


ちなみにシュゴッドにエネルギーを供給するシーンだが、シュゴッド達が迸るエネルギーに包まれつつ隠れた武装を展開しながら苦しんでいるようにも見えるためか『ゾイドワイルド』のデスブラストや『ポケットモンスター』のメガシンカ及びゲンシカイキに似ている、という声が続出した。


ヤンマは「隠しコマンド」と称しており、そこから「オージャカリバーの各スイッチを特定の手順で操作する」と考察する視聴者がいたが実態はどちらかというと限界以上のエネルギーを供給し、隠れた力を強制的に解放するようなものに近い(一応第41話で前者のタイプも出たが)。


尚、スパイダークモノスは、第26話で、トンボオージャーパピヨンオージャー第30話で(似た状態が)披露しているが、凌牙一閃との関係性は不明。

スパイダークモノスはシュゴッドクモノスキーを使用していることや、DXクモノスレイヤーの外箱から考察するに、タランチュラクモノスを応用した必殺技と考えられる。


関連タグ編集

王様戦隊キングオージャー オージャカリバー 隠しコマンド リミッター解除


アバレモード野性解放/野性大解放過去作のスーパー戦隊のフォームチェンジ。但し、凌牙一閃とは異なり、身体負荷は一切ない為、ストーリーの大半の戦闘で使用している。

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